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スタッフ50人までの小さな会社のための実践的“ビジョンを実現する「人財育成の仕組み」⑥

0.ごあいさつ

こんにちは。いつもnoteを読んでいただきありがとうございます!
(株)クルージズ・テクノロジーズ 代表取締役の牟田健登と申します。

弊社は、「人や企業の夢やビジョンというゴールまでの航海」を「航海」という意味の英語のクルーズ(cruise)に複数形の「s」をつけて、クルージズというし、その航海を、テクノロジーの力を使って再現性あり、簡便な方法で支援する、という想いで社名を名付けました。

特に、小さい企業の経営理念づくりや、経営計画の実現のための制度づくりとその活用を通じて、ご支援しております。

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そのご支援の経験を活かし、この度、『スタッフ50人までの小さな会社のための実践的“ビジョンを実現する「人財育成の仕組み」』というテーマで全7回に分けて、執筆させていただきます。

今回はその第6弾となります。

第1弾はコチラ :「小さな会社の定義」
第2弾はコチラ : 「5つの悩みと目指すこと」
第3弾はコチラ : 「解決出来ない経営者の共通点」
第4弾はコチラ : 「人財育成の仕組み」
第5弾はコチラ : 「人財育成の成功事例」

6.成功へと導く令和の時代の新ツール

理想と現実のネック

 ここまでの内容をご覧になられて、「たしかに重要」だけど、規模が「小さいからこそ、大変なんだ」というお声もあると思います。特に、下記のようなことがネックになることと考えます。

 ①そもそも大変で難しそう…
 ②日々、目の前の業務で忙しいので、人事の業務に割く時間がない
 ③人事担当者がいないので、社長や役員が人事の業務をやることになる

一般的な人事のサービス

 経営者の悩みに対して、解決しようと提案される一般的な人事や経営ののコンサルティングサービスなどは多くの場合、このような課題があると経営者が困っていらっしゃるところをよく目にします。

・複雑で難しくて、使いこなせない
・めんどくさくて、社内に定着しない
・そもそも価格が高くて導入出来ない、続かない

 ITツールも同様で、そもそも開発している会社が提供しようとしているのが、1人1台社用パソコンがあるような会社であったり、毎月1時間程度管理職とメンバーが面談をする余裕がある、というような会社を想定してサービスを開発され、マーケティングされているのがほとんどです。

日本の中小企業のデジタル化の取り組み状況

 PCを使う、ITツールを使う、というデジタル化、今の日本に企業はどういう状況にあるでしょうか。(株)東京商工リサーチの調査では、デジタル化の取組段階をこのような4段階に分類しています。

引用元:2022年度版 中小企業白書

 コロナ禍の影響でこのデジタル化への取り組み状況が大きく変わりました。下記のように、2019年時点では、段階2の「業務をデジタル化する」ということへの取り組みが半数近くを占めていましたが、2020年以降は「デジタル化による業務効率化」の段階3が大きく増えてきました。

引用元:2022年度版 中小企業白書

 実際にデジタル化が行われると、労働生産性が高まるというデータもあります。特に印象的なのが、デジタル化に取り組んでいない企業は労働生産性も売上も下がっていることがわかります。

引用元:2022年度版 中小企業白書

 デジタル化への取り組みは労働生産性はもちろん、売上にも影響するということで、デジタル化、ITツールの導入はこれからの時代、必須のものとなるでしょう。

「緊急度は低い(と感じる)けど、重要度は高い」こと

 とはいえ、経営者様の日々としては、毎日のように悩むことは起きるし、目の前の売上やキャッシュの確保との闘いがあり、「重要度は低いけど、緊急度が高いこと」に追われてばかり、というのが現実でしょう。

 しかし、これまで述べた通り、人事とは「人をもって、事を成すこと」です。ここでの「事」とは、「目の前の売上」や「キャッシュ」、などということではありません。「事業」であり、その先の「理念やビジョン」などが「緊急度は低い(と感じる)けど、重要度は高い」、成すべきことに違いありません。

 その問題解決のための一歩が人事のスタッフを雇うこと、だとか、既存の部門に所属しているスタッフを人事部に抜擢するなど大きなことからしないといけない、というわけではありません。

 小さな会社の場合、すぐにでもたくさんの人を採用をしたい、というわけでもないのがリアルなところではないでしょうか。そのため、人事のお仕事の「採用・教育・評価」のうち、「教育と評価」から始めることでも十二分だと考えます。
 ここがしっかり出来れば、「スタッフに離職されてしまい、補充のため採用する」ということもなくなります

"クルージズ"のご紹介

 そんな「教育と評価」を一気に任せていただけるのが、弊社のクラウドサービス"クルージズ"です。

 理念に基づいて、さまざまな理念や行動指針、バリューなどに連動した業種や職種・役職毎にテンプレートやデータを豊富に用意しており、ボタンを数回「ポチポチ」っと押すだけ、人事評価制度や、給与制度の構築があっという間に出来てしまいます。また、e-ラーニングの機能もあり、教育業務のサポートも可能です!

飲食店のサンプル画面
デイサービス事業者のサンプル画面

また、ただの人事制度の構築だけでなく、これまで述べてきた理念やミッションビジョン・バリューと連動した、人事評価制度の構築も可能となります。もちろん、利用するのはPCだけではなく、スマホでもご利用が可能です!

詳しくはこちらをご覧ください!

さらに、今後は
・AIによる目標設定のサポート
・AIによる目標実行と達成のサポート
・管理職のためのマネジメントサポート機能
・目標進捗度をグラフで可視化
・社内偏差値、全国偏差値などが出てスキルを可視化
などという機能も順次増えていく予定です。

 スタッフが少ないからこそ、日々目の前の業務で忙しいからこそ、人事の専属スタッフがいないからこそ、デジタル化をして、少ない人数だとしても成果が生産性が最大限発揮できるようにしていきましょう!


下記は現在特に導入が進んでいる、医療介護や福祉事業者に向けたご案内動画です。

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