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香川にモスクができるまで、を読んだ。

素晴らしかった。読み終えて思わず落涙。子どもたちに「パパまた泣いてるよ〜」と笑われてしまった。

涙のワケは、彼らが困難を成し遂げた喜びへの共感が大きい。と同時に日本に対する閉塞感を突きつけられたことも告白しておこう。

過去に何冊かイスラムに関する本を読んできたが、イスラムは日本人が想像するよりもはるかに寛容で融通のきく信仰だと思う。偏見とは無知によるものが多い。学べば必ず世界は開けると信じている。

イスラームがもつ、互助システムも本当に素晴らしく、日常生活の中で彼らが意識する仲間意識や連帯感も絶妙な距離で維持されており、我々日本人のような損得勘定で割り切ったドライなそれとは大きく異なる印象を受けた。

今回登場するモスリムはインドネシアの方々だったが、香港でビジネスを展開するタンザニア人も互助システムが存在しており、こちらの本も素晴らしかったので紹介したい。

「香川にモスクができるまで」は、香川県で活躍されている写真家の宮脇慎太郎さんに紹介していただいた。宮脇さん、ありがとう!!

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宮脇さんが主宰をされている本屋さん。

宮脇さんに執筆撮影いただいた記事です。


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