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建設機械の本、を読んだ。

ブルドーザーにショベルカー。子どもの頃に憧れた重機たちだ。

雑学王になりたいわけではないが、どういうわけか日常生活で直接的に関係のない(わかりやすく言えば役に立ちそうにはない)分野の本が、ものすごく気になる。鉱脈が眠っているのではとワクワクしてしまうからだ。

読書を始めた2017年の頃には、いわゆるハウツー本やスキルアップ本を夢中になって読んでいたが、ある程度の物量をこなすと急に興味がなくなってしまう。読書家には似たような変化を経験をしている方が多いようだ。

外山滋比古先生が「セレンディピティ」の重要性を説いておられたが、その通りだと思う。何かがいつかどこかで役に立つことがある。とはいえ、何を以て「役に立つ」とするのかは個々人の価値観なので明言は難しい。

セレンディピティとは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。 *wikipediaから

上記の「偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ること」とあるが、役立つと同様に「何が幸運であるかどうか」も個々人の価値観で異なるだろう。自分の場合はシンプルに「知らないことを知った喜び」でしかないのだが。

閑話休題、本著の紹介に戻ろう。

誰もが見たことのある代表的な重機の紹介と、特に興味深かったのは重機に応用されている数々の物理学的な法則。パスカルにアルキメデス。なるほどなぁと膝を打つ情報が盛り沢山で非常に楽しめた。

重機といえばKOMATSUかキャタピラーが代表的なイメージだったが、VOLVO社も重機を展開しており、また除雪機専門メーカにNICHIJOという会社があるなど、へぇ〜とボタンを押したくなる情報も盛り沢山。

うーむ、かっこいいな(笑)。

”今日からモノ知りシリーズ”とある通りに、確かにモノ知りになれそうだ。明日もご安全に!

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追伸:こちらの曲も懐かしい。


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