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小売の未来、を読んだ。

買い物とは経済動向の象徴的な指標なのかもしれない。

自分は小売業に従事していないが、人々がお金を出して何か買うという行動、つまり消費行動の未来を知ることは、すなわち世の中の未来を知ることにもなるだろう。

400頁にも及ぶ、いわゆる「鈍器本」の類になるのだろうが、実に平易な表現と事例を交えて、読みやすい(〜しやすいという表現は避けたいが敢えて用いる)内容、大推薦の1冊。ちなみにソフトカバーなので鈍器ではない。

最近は海外の著作を拝読することが多いが、訳者さんが非常に優秀なので違和感なく読み進めることができる。海外の著者が世界的な視座を有しているので、日本のそれより少し先鋭的かつ包括的な見解が嬉しいところ。

小売という業態を通じて、これから世の中に何が起こるのかをズバリ予測しているところもあり、是非みなさんもお手にとっていただきたい。

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