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39.忍耐の徳

松下幸之助さんも言われていたように、忍耐力とは非常に重要なことである。

少しの妥協が後の大きな差を生む。

皆の中学、高校時代にも妥協で運命を変えてしまった人間がいただろう。
たった一度の信号無視、たった一度の遅刻、たった一度の手抜き。
これらは忍耐が足りないが故に起きる事である。

数十秒の赤信号を辛抱する事が出来ない。

このようなことしてしまう人間は、それが内面にとどまらず、人間性となって周囲に影響を及ぼす。

これは経験談だが、辛抱の出来ない人間は、おおかた不安定で、せっかちである。
他人の失敗に大量の文句をつけたり、自分本位なのはよくあることだ。

車に心棒がなければガタガタであるように、人にも辛抱がなければ身も心もガタガタになってしまう。

少しの辛抱が少しの徳を積み、それを繰り返すことで忍耐力となり、芯の強い立派な人間に成長させる。

そんな人間を目指し、この厳しい世の中を耐え抜いていきたい。

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