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【輸入の規制⛔】法令による輸入許可・承認等の取得手続きについて✨:貿易実務検定C級対策 No.77

輸入の手続きにおいても
輸出の場合と同様に
国際的平和および安全の維持や
国内産業保護の観点から
国内の法律で管理や規制をしています。

今回は、輸入に関する規制
しっかり認識しておくことが
何より大切になるのです👀


前回のお復習い💖

貿易実務検定C級合格💮

輸入を規制する法令📜

輸入の規制は、以下の2つの
規制に大別されることになります。

①関税法関係による規制
⇒財務省・税関
②他法令による規制
⇒各主務官庁

外為法による輸入承認

輸入を規制する他法令のうち
特に外為法が重要となります。
具体的には、外為法にもとづく制令である
輸入貿易管理令の規制を受け、書面または
電子情報処理組織(NACCS)を用いて
輸入承認の手続きを行うのです。

なお、輸入貿易管理令にもとづく
輸入に関する輸入公表により
経済産業大臣の輸入承認の必要な品目と
事前確認品目が公表されているのです。
※輸入には許可品目が定められていません。

輸入貿易管理令の内容すべてを
まとめることは、不十分な情報発信と
なりかねませんので、割愛します🙏

なお、簡略化の方法として
名称を確認するのみとします🙏

①輸入割当品目(IQ品目)
⇒輸入公表1号品
②特定の原産地、船積地域
からの特定貨物

⇒輸入公表第2品
③全地域を原産地・船積地域
とする特定貨物

⇒輸入公表2の2号品

④その他公表品目
⇒輸入公表3号品

①~③に該当する貨物は
「経済産業大臣の承認」が
必要となることは要チェックです💞
詳細は、こちらのPDFよりご確認ください。

輸入承認証の期間延長

輸入承認証の有効期限は、承認した日から
6ヶ月となりますので、税関の輸入申告は
この承認証の有効期限内のうちに
受理されなければならないのです📨

なお、6ヶ月以内に貨物が到着できない
場合は、輸入承認証の延長手続きを
とることになってしまいます👀

輸入自由品について

輸入自由品および特例扱いの対象
として挙げられる例は以下の通りです。

①輸入割当品目であり
総額が18万円以下の無償の貨物
②無償の商品見本または宣伝用物品
③個人的使用物品
④わが国への入国者の携帯品
別送品、職用器具、引越荷物等

輸入(承認・割当)申請書
のサンプルを載せておきます✨

外為法以外の他法令による輸入許可・承認等

外為法以外の他法令により輸入に際し
許可・承認等が必要な場合もあります。

そして、税関の輸入許可を受けるには
それらの許可・承認が所得されている
ことを証明できる書類が必要です📝

例えば、販売用・営業用の食品等を
輸入する者は、食品衛生法第27条より
厚生労働大臣に食品等輸入届出書」の
届出を行わなければなりません🔖
※検定試験でも問われる可能性有り。


本日の解説はここまでとします!
・輸入を規制する法令
・輸入割当品目の概要
・外為法による輸入承認
・輸入承認証の延長手続き
・法令による輸入許可・承認等
のテーマについて
ご理解いただけたでしょうか??

詳細が気になる方は、ぜひ
挿入したリンクやPDFから
その内容をご確認ください🙏

次回は、輸入代金の決済というテーマについて
アウトプットしていきます💴

なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。

英語の学習にも繋がりますので
勉強するモチベーションが
より一層高まりますね✨

貿易実務のエキスパートを目指したい🔥

私が挑戦する貿易実務検定®
貿易に関連する自分の実務能力・知識が
どの程度のレベルにあるのかを客観的に
測り証明することができる検定です。

実際に、商社・メーカー等においては
勤務年数ごとに貿易実務検定の各級合格が
必須となっている企業もあるそうですね👀

貿易に携わる企業への勤務・転職・就職等を
お考えの方、インターネットによる個人輸入を
行う方や国際舞台で活躍を目指す方にとっても
「貿易実務検定®」は幅広く活用できますので
活躍のチャンスが広がるのではないでしょうか?

きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に
対する知識を身につけることで
これからの人生における選択肢も増え
もっと有意義なものになることでしょう


私も2024年4月から商社へ勤務する予定ですので
貿易実務のエキスパートを目指していきたいです!

そして、私の将来的な理想像である
「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を
体現できるように努力していきたい
と思います🌏

まずは、初級レベルの該当するC級の取得
目標に、コツコツと勉強して参ります🔥

最終的には、B級、そしてA級の取得を目標に
英語学習も含めて取り組んでいきます!

※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や
簡略化した点が若干ありますが、その点に
関しましてはご了承ください🙏

これからnoteでアウトプットするなかで
皆さまに「貿易実務」の魅力を
お伝えできたら幸いです!
ぜひ、最後までご愛読ください📚   

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご愛読いただき誠に有難うございました!

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