【財政問題💰】子育て世帯「手取り増」提言について
今日の英語ニュース📢
Measures Sought to Boost Net Incomes of Child-Rearing Families
財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は29日、建議(意見書)を取りまとめましたね📝
今回はこのような財政出動に関するテーマをピックアップしてみようと思います💝
私たちの身近な生活、将来の生活に大きく影響するテーマであることは間違いないと考えています
英語トピックス👍
adopted ~採用された
proposals 提案
address (V) ~に対処する
sustainability 持続可能性
be implemented 実行されている
Meanwhile その間
pros and cons 長所と短所
abolish ~を廃止する
doubt about ~について疑う
providing benefits to high-income families
✅provide X(モノ)to Y(人)
being considered by X
Xによって検討される
この記事に対するコメント💚
今回の記事は、子育て世帯「手取り増」に関する提言についての記事に着目してみました👀
財源においては「広く公平な負担を」という視点を大切に
財政審建議の中で対策の重点化が要求されていますね👍
少子化対策について「成否は中長期的に日本の成長力や財政・社会保障の持続可能性に大きく影響する」という重要性がハイライトされていますが
やはり、現在も日本が直面している超高齢社会は異常であるということですね💦
だた、、、後日取り上げる内容かと思いますが
政府が検討する児童手当の所得制限撤廃に関しては、高所得世帯への給付の効果に疑問を呈する意見と「全子育て世帯を支える姿勢を示す意義はある」とする両論が存在するようです🥺
財政健全化への取り組みでは「財政支出の規模をいたずらに大きくしても、持続的な成長を実現できない」と言及されており、非常に大切な政策運営であると感じています👍
経済学Tips🔑
【財政持続可能性:ドーマー条件について】
①プライマリーバランス(基礎的財政収支)論について
基礎的財政収支について
数式を用いて解説します📝
ある時点(t)の国債残高Dと政府支出G、税収Tの関係は
D-Dt-1=G-T ・・・①が成立します
Dt-1は前期の国債残高です
ここで、利子率をrとすると
「利払い費」はr×Dt-1となります
利払い費以外の政府支出をG*と定義すると
D-Dt-1=r×Dt-1-(T-G*)・・・②です
国債費を除外したG*-Tはプライマリーバランス(基礎的財政収支)赤字と呼ばれています
すなわち、国債費以外の政府支出と税収等との差額です💸
(2)式の両辺を名目GDP=Yでデフレートして、両辺をまとめると
gは名目GDP成長率(Yt-Yt-1)/Yt と定義します
Bはある時点のプライマリーバランスの
黒字B=(T-G*)と考えてください
B/Y=(1+r)Dt-1/(1+g)✖︎Yt-1-B/Y・・・③
③式はデット・ダイナミックスと呼ばれているそうです🌟
この式のインプリケーションは
【国債残高対GDP比率は、前期の国債残高対GDP比の分子に(1+r)と、分母に(1+g)と乗じた値からプライマリーバランスの黒字(B)対GDP比を引いた値に等しい】
ということです📝
②財政破綻しない条件
B/Y=(1+r)Dt-1/(1+g)Yt-1-B/Y・・・③デットダイナミックス式で
国債残高対GDP比が発散しないための条件は以下になります
(3)式の値が前期の「Dt-1/Yt-1」よりも小さくなること
D/Y≦Dt-1/Yt-1 と考えられます🤔
※式変形は以下の通りです👀
D/Y=(1+r)Dt-1/(1+g)Yt-1-B/Y≦Dt-1/Yt-1
[(1+r/1+g)-1]Dt-1/Yt-1 ≦ B/Y ・・・③’
Y/Yt-1(r-g/1+g)Dt-1/Yt-1≦(B/Y)×(Y/Yt-1)
(1+g)×(r-g/1+g)×Dt-1/Yt-1 ≦B/Yt-1
✅(r-g)×(Bt-1/Yt-1)≦B/Yt-1・・・④
④式のインプリケーションは【長期金利rと名目GDP成長率gが等しければ(r=g)、国債残高対GDP比は安定する
しかし、rがgより高い(r>g)ならば、国債残高対GDP比は発散してしまう】
ということです🔥
やはり、経済成長をしていくしかないのです😂
⚠これはあくまで学部レベルの解説です
上級の理論を学習されたい方は申し訳ございません🙏
最後までご覧いただきありがとうございます💗
ぜひ、「スキ」&シェアもお願いしたいです👏
またフォローもどうぞ宜しくお願いいたします💚
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?