【ドル高・貿易赤字拡大🌏】あらゆる選択肢で対応が迫られる財務省と見守る日銀:日経新聞解説🌟 2023/09/07
日本経済新聞の記事で
注目したい内容がありましたので
記事にしたいと思います💖
長いですが、目次をご活用いただきまして
どうぞ最後までご覧ください!
円安、原油高と再び共振 ドル高・貿易赤字拡大で 財務官「あらゆる選択肢で対応」
記事に対するコメント📝
為替レートの決定要因には、さまざまな観点が存在します
短期での影響なのか、それとも長期での影響なのかという視点によって、どのような市場の均衡を考えて行くのか、ということが変わってくるからです💦
国際貿易論で説明される為替レートの決定理論は、長期的な視点が多く、財市場の均衡をも考慮に入れています
非貿易財と貿易財に分けるなど、貿易取引のなかで為替レートがどのように均衡していくのかという議論がメインとなります
この議論の終点が、一物一価の法則であり、購買力平価による実質為替レートの決定です
しかし、もっと短期的な決定要因で為替レートは常に変化しています
なぜならば、為替レートのデータは日次データであるからです
外国為替市場に参加する人々の期待、金融政策のアナウンス&シグナルなども影響を与えるということがわかります
この短期的な議論の終点は、カバー無し金利平価(UIP)であると言えます
日米金利差拡大による円安も、金利平価によって十分説明ができるのです
このように日常の経済動向を正しく理解するためには、経済理論の知識が必要であることは確かなことであると思います💝
為替相場が動く理由とは?🌟
為替相場は、24時間取引が行われています
為替相場は、外国為替市場における通貨の需要供給バランスで動いています
24時間取引のうち、特にロンドン市場とニューヨーク市場の時間が重なる日本時間22時~24時の値動きが大きくなる傾向があります
市場参加者も多種多様で、それぞれの目的をもって取引をしています📝
例えば、グローバル展開している企業、銀行や証券会社や保険会社などの金融機関、年金基金やヘッジファンドなどが市場参加者になります
為替市場では、企業が輸出・輸入で使うための実需による取引から、金融機関やヘッジファンドなどによる投資や投機筋など取引目的も多岐に渡ります
これが、為替レートの決定要因や変動を説明することが複雑化する所以であると考えてよいでしょう👍
為替相場は、様々な要因で変動し、決定されるメカニズムがあります
例えば、日本企業の米国への輸出が増えれば、ドルで受け取った代金を日本円に交換するため、外国為替市場において、ドル💵を売って円💴を買う取引が増え、円高・ドル安の傾向になります
また、外国人投資家が日本の株式を購入する量が増えれば、外国為替市場でドルを売って円を買う動きが強まります
上記に加えて、経済のファンダメンタルズである物価や金利の変動も為替相場に影響を与えます🌟
2021年3月の為替相場では、米景気の回復期待を背景に日米の金利差が拡大し、円を売ってドルを買う動きが強まり円安・ドル高が進みました
一般的に、景気が改善し、金利が上昇した国の通貨は買われる傾向にあります
なぜならば、もし同じ金額かつ取引コストを考慮しないとすれば、金利の高い国の通貨で資産を運用した方が、より多くの収益を得ることができるからです💝
このことを踏まえると、国の経済や財政状況なども為替相場に影響を与えます
基本的には、上記で言及した内容も含めて、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)が良い国の通貨は高くなる傾向があります📝
一方、財政赤字が深刻化すると、その国の国債を買おうとする投資家が減るし、その国に投資をしようとする企業も減るのでその国の通貨は売られる傾向があります
日本経済もとてつもない財政赤字をかかえていますから、財政状況を鑑みても円が売られる理由は揃っているのです💦
この他にも、投機的な動きから為替相場が動いたり、各国政府や中央銀行が為替相場を安定させる目的で外国為替市場に市場介入することがあります📝
この様に、円高・円安と為替相場が動くのは様々な事象が絡むため一概に一つの要因とは言えないことが多いです
だからこそ、為替レートに関する経済の理論は面白いと言えますし、多様な観点から考察する力を身につけることができるように思います💚
私の研究テーマについて🔖
私は「為替介入の実証分析」をテーマに
卒業論文を執筆しようと考えています📝
日本経済を考えたときに、為替レートによって
貿易取引や経常収支が変化したり
株や証券、債権といった金融資産の収益率が
変化したりと日本経済と為替レートとは
切っても切れない縁があるのです💝
(円💴だけに・・・)
経済ショックによって
為替レートが変化すると
その影響は私たちの生活に大きく影響します
だからこそ、為替レートの安定性を
担保するような為替介入はマクロ経済政策に
おいても非常に重要な意義を持っていると
推測しています
決して学部生が楽して執筆できる
簡単なテーマを選択しているわけでは無いと信じています
ただ、この卒業論文をやり切ることが
私の学生生活の集大成となることは事実なので
最後までコツコツと取り組んで参ります🔥
本日の解説は、以上とします📝
今後も経済学理論集ならびに
社会課題に対する経済学的視点による説明など
有意義な内容を発信できるように
努めてまいりますので
今後とも宜しくお願いします🥺
マガジンのご紹介🔔
またこちらに24卒としての私の就職活動体験記をまとめたマガジンをご紹介させていただきます👍
様々な観点から就職活動について考察していますので、ご一読いただけますと幸いです
改めて、就職活動は
本当に「ご縁」だと感じました🍀
だからこそ、ご縁を大切に
そして、選んだ道を正解にできるよう
これからも努力していきたいなと思います🔥
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご愛読いただき誠に有難うございます!
あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏
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