【R5 経済学③】マンデル-フレミング・モデル(開放マクロ経済学)は、仕組みを理解すれば攻略可能🌏:中小企業診断士試験対策 2024/7/29
【経済学・経済政策】令和5年度 第1次試験問題演習✨
今回の投稿は、令和5年度 第1次試験問題
✅経済学・経済政策(PDF)を出所
として、作成させていただきますので
あらかじめご承知いただけますと幸いです💚
開放経済下における小国のマクロ経済モデル🌏
解答:イ
解答への道のり:IS-LM-BPモデル🌟
$$
\\【IS-LM-BPモデル】\\ \\
IS曲線:Y=C(Y_+)+I(i_-)+G+CA(S_+,Y_-)\cdots ①\\ \\LM曲線:\frac{M}{P}=L(Y_+,i_-)\cdots②\\ \\BP曲線:BP=CA(S_+,Y_-)+KA({i-i^*}_+)=0\\
$$
小国の仮定:資本移動の利子弾力性が∞
すなわち「資本移動が完全に自由」
という仮定になります🔖
この仮定をモデルに適合させると、③式は単に
$${i=i^*}$$という関係になります!
したがって、選択肢cは誤りとわかります👍
もし外国利子率が上昇した場合
BP曲線は、上方にシフトすることになります。
資本移動の程度とBP曲線の形状
開放経済における乗数効果🌟
結論、開放経済では乗数効果が
小さくなってしまいます💦
その理由は、需要の増加が外国の財
(輸入財)に漏れるからです。
$$
\\財市場均衡条件\\
Y=C+I+G+EX-IM \cdots①\\ \\消費関数:C=c\cdot Y+C_0\cdots②\\ \\輸入関数:IM=m\cdot Y+M_0 (0< m < 1) \cdots ③ \\ \\
$$
ここから均衡国民所得($${Y^*}$$)を求めます。
$$
\\開放経済における均衡国民所得(Y^*)\\ \\①~③をそれぞれ整理していく\\(1-c+m)Y=C_0+I+G+EX-M_0\\ \\ \\→Y^*=\frac{1}{1-c+m}(C_0+I+G-M_0)\\ \\投資乗数:\frac{1}{1-c-m}I\\ \\政府支出乗数:\frac{1}{1-c+m}G\\ \\輸出乗数:\frac{1}{1-c+m}EX\\ \\【開放経済と閉鎖経済との数値比較】\\c=0.8,m=0.2, ΔG=1の場合\\ \\開放経済:ΔY=\frac{1}{1-c+m}ΔG→2.5\\ \\閉鎖経済:ΔY=\frac{1}{1-c}ΔG→5.0 \\→開放経済のIS曲線の傾きは\\閉鎖経済におけるそれと比べて「急」
$$
変動為替レート制
解答:ウ
仕組みを理解すれば、得点源になります✨
解答への道のり
a:正
変動相場制かつ資本移動が完全な
マンデル=フレミング・モデルにおいて
財政政策は、無効になります🔖
d:正
外国利子率の低下は、海外からの
資本流入によって自国通貨高を招き
自国のGDPを減少させます。
外国利子率>国内利子率となった場合
金利平価に基づけば、自国通貨高となります。
この結果、輸出が減少しますので
自国のGDPが減少してしまうのです💦
例えば、アメリカFRBが政策金利を引き下げた
場合、日米金利差は、解消に向かうでしょう。
すると、現在の円安水準が緩和して、円高へと
向かうことになると考えられます。
その結果、輸出企業への恩恵は減少します。
これは、自国のGDPが減少する要因ですね。
c:誤
名目貨幣供給の増加は、LM 曲線を
右方にシフトさせ、GDPが増加します。
マンデルフレミングモデルの概要🌟
✅開放経済下での金融政策入門
こちらの学習資料もぜひ
ご活用いただけますと幸いです💚
前回のお復習い
本日のアウトプットはここまでとします!
引き続き、経済学・経済政策に加えて
包括的に他の科目も、勉強を進めて
まいりますので、よろしくお願いいたします✨
中小企業診断士の概要💚
中小企業診断士の業務
中小企業診断士は、企業の成長戦略策定や
その実行のためのアドバイスが主な業務です。
加えて、中小企業と行政・金融機関等を繋ぐ
パイプ役、また、専門的知識を活用しての
中小企業施策の適切な活用支援等幅広い活動が
求められる人材になります。
過去の試験結果・統計資料
中小企業診断士試験【過去問】
✅試験問題
過去問演習を大切に、一次試験対策を
コツコツと進めてまいります💚
資格勉強という手段を有効活用したい💖
私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈
大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではないということです。
資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!
私がこれから学習していく中小企業診断士は
国家資格試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、中小企業診断士は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍
なお【中小企業診断士試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。
①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること
毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後とも、私と一緒に中小企業診断士試験対策
を進めていくことにしましょう💖
試験対策用の勉強記録投稿は
以下のマガジンに整理してまいります🔖
おすすめマガジンのご紹介🔔
今後、さらにマガジンにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご覧いただきありがとうございました🌈
まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥
アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。
社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!
お気軽にコメント、スキ&記事の共有
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