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自分の脳には、何を入れますか

 専業主婦なので(家にいるので)、ついスマホを見る時間が長くなりがちな健康オタク主婦です。

 最近、『スマホ脳の処方箋』著 奥村歩 という本を読んでいます。

 意味もなくスマホを長時間使っていると、脳過労が起こり、様々な体調不良が出てきますよ、というお話です。

 幸福を感じると、脳内でセロトニンという物質が出ます。

 日本人は、このセロトニンが枯渇しやすいそうで…^^;

 ストレスに過剰に反応しやすい、人の目を気にする(空気を読む)人が多いと言われている日本人。

 SNSなどのデジタル社会でも、膨大な人数からの視線や評価を、気にする日本人が多いそうです。

 セロトニンが減ると、脳過労が起こりやすくなって、うつ病や認知症に繋がりやすい、と。


 そして、現在、「FOMO」という症状が出ている日本人が増えているそうです。

 「「FOMO」とは、情報を見逃したり、周りが知っている情報を自分だけが知らなかったりすることに、強い恐怖を覚える心理状態のこと」だそうです。

 FOMOが深刻化すると、うつ病になることもあるそうです。

 私は、半年以上前に、テレビやネットのニュースを観ることを止めましたが(たまに気になるニュースは自分で調べて観ることはありますが)、止めてすぐは、ニュースを知らない自分に不安を感じていました。

 だから、好きなことをしたり、子どもと触れ合ったりして、気分を紛らわせていました。

 自分だけが知らない、という不安は、取り残されたような外されたような、疎外感や寂しさ、そして恐怖心がありました。

 今は、全くそういう気持ちを感じなくなったので、そんなもんだったのか、という感じです。

 この本には、ニュースのことも少し書かれていて、ネットニュースの情報は(テレビもそうですが)、氷山の一角だと。

 一人の人間が世の中全てを把握することはできないし、そのニュースを知ったところで、どうすることもできないのだから、そのニュースについて悩んだり心配したりする必要はない、とのこと。

 インスタグラムやSNSなどを見ても、自分が何かを変えられる訳ではない。

 「(情報過多の)ニュースは、砂糖やアルコールと同類。一見、口当たりがよく、中毒性があり、極めて有害」と言っているスイス人の著者もいるほど。

 テレビやネットニュースのサイトを見れば、たくさんの情報が飛び込んできて、暗い気持ちになったりモヤモヤした気持ちになったりすることがあります。

 そして、それらの情報は、別に知らなくても、私たちの日常には何の関わりもないのがほとんど。

 むしろ、気分が落ち込むので、精神的に良くないし、血流も悪くなりがちで、身体的にも良いとは言えない(と、健康オタクの私は思っている)。

 でも、情報を知ることは、私たちに必要な知識が増え、生活がよりよくなることもあります。

 情報と上手に付き合っていきたいな、と思いました^_^

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