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走るフォームが良ければ、走るのが自然と早くなる!

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実は僕、2020年12月20日に左太もも裏にあるハムストリングという筋肉の肉離れをやってしまっています

医者からは「全治一ヶ月」と言われましたが、30日で「ある程度」は走れるようになりました

走れるようになったものの、僕が目指している世界は「フルマラソン2時間50分を切る世界」
フルマラソンを2時間50分で走るためには1kmを4分で走り続けなければなりません。

この記事を書いているのは肉離れをやってしまってから38日目。
1km4分どころか「4分台」で走るものキツイです。
1km4分30秒ペースでも息はすぐ上がるし、何よりも左足の筋肉がいうことを聞かず、ペースが上がりません。

しかし、この記事を書いている日の練習でスピードを上げるためのキッカケをつかむことができました。

今回はそのことについてお伝えします。

■それはLSD(Long Slow Distance)をしていて気が付いた

この記事を書いている日の練習は150分LSD。
そこで、スピードを上げるために大事なことに気づきました。

それは自分の走るフォームを確認して効率のいい走り方をすると勝手にスピードは上がるということです。

LSDという練習はスタミナ強化のためにする練習です。
僕は、タイムは別として、フルマラソン42.195kmを走り切るスタミナと筋力がいますぐにでも欲しいのです。
肉離れから完全復活するために、走る時間がある時は「長くゆっくり走る」というLSDをメイン練習にすると決めていました。

さらに、早く走る時は走るペースのことしか考えられませんが、ゆっくりとしたスピードで走る時は感覚を研ぎ澄ましてカラダの隅々まで気に掛けることができます。
そこで、長い距離を走る時の基本である3つの点を意識して走るようにしています。

1. 背筋を伸ばし胸を張って、上から引っ張られているような感覚の姿勢をする
2. 倒れ込む力を使えるように、常に前傾姿勢をとる
3. 着地はカラダの真下に足を置くようにする

これを意識して走ると、勝手にペースが上がります。

経験者が言うのですから間違いないです。

LSDはペースを上げていけない練習のなので、ペースを上げないように走るのは、正直なところしんどかったです。
ただ、ペースを上げなかったことで、23kmという肉離れで故障した後の最長距離と150分という最長時間を楽に走りきれることができました。

■効率のいいフォームを手に入れると勝手に早くなる。

先ほど「ペースを上げないように走るのは、正直なところしんどかった」と書きました。
本当にそうで、早く走らないようにするために歩幅を狭くして走りました。
僕を見た人は「あの人メチャクチャいい姿勢で走っているけど遅い(笑)」と思ったかもしれません。

ただ、150分、2時間30分も効率のいいフォームを気にしながら走れば、いやでも効率のいいフォームが身に付きます。
人間の筋肉は動きを記憶する能力があると聞きます。
効率のいいフォームを気にしながら練習をすれば、それが当たり前になってくるのです。

効率のいいフォームとはスタミナも温存できるしスピードも上げやすいフォームのことです。

1. 背筋を伸ばし胸を張って、上から引っ張られているような感覚の姿勢をする
2. 倒れ込む力を使えるように、常に前傾姿勢をとる
3. 着地はカラダの真下に足を置くようにする

改めてこの3つを意識して走るようにすれば、効率のいいフォームが手に入ります。
普段のジョグも自然とペースが早くなることでしょう。

■最後に

1. 背筋を伸ばし胸を張って、上から引っ張られているような感覚の姿勢をする
2. 倒れ込む力を使えるように、常に前傾姿勢をとる
3. 着地はカラダの真下に足を置くようにする

この3つのことは基本ですが、意外と忘れるものです。
恥ずかしい話ですが、僕もカラダに疲れが溜まってくるとこれらを忘れてしまうことがあります。
特に「3」ですね。

僕の肉離れの原因は着地の際、左足だけがカラダのかなり前で着地していて、より負担がかかり故障したという分析をしてくれた方がいます。

確かにそう思います。
スピードを追い求めるあまり、短距離選手のようなパワーに頼った走りになっていたのかもしれません。

もう一度フォームを見直して、ちゃんと「長距離ランナー」になろうと思います。


練習で使用したシューズはこちら


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kenkitano / Running College(ランニングカレッジ)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

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