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~住宅業界に必要なスキルとは!?~業界の現在地と未来について

多岐にわたる法改正や社会情勢から影響を受けやすい住宅業界について、今までに経験をしたことのない空気を感じています。

未来予測ではないのだが、住宅業界に身を置いている者として、感じていることを改めて書いてみたいと思う。

~~現在の状況~~
◉新築戸建ての売れ行きにブレーキがかかっている
◉賃貸取引が減っている
◉土地仕入れ後、業者の着工スピードが落ちている
◉リフォームに関しては大きな変化をさほど感じないが、大手デベロッパーもリフォーム業界へ本格参入してきている

~~今後の見通し~~
◉明らかに消費マインドは落ちている中、政治の停滞から先行きが不透明
◉価格転嫁をしようにも、想定以上に時間を要す可能性が高い
◉買取再販事業者の資金繰り悪化の懸念
◉大手企業のリフォーム業界参入により、中小企業としては人材及び資金力のあるライバルが増えていく

これほど物価高やエネルギー高騰が続いている中、政治と金の問題ばかりでは見通しが立たない。様々な業界に影響している問題なので、住宅業界に限らない話しでもある。

しかし、、
住宅業界の動きが鈍るということは、業界のみならず運輸、メーカー、士業など他業界への影響が今後表面化してくると思っています。

話しを戻しますが、新築着工棟数が減っていることから職人不足という話題とは半面、大工さんなどの仕事が減っているという声も聞くようになっています。元請けは職人さんを囲い込み、囲い込んだは良いが消費者は動かないため事業の鈍感化が目立つようになっているのではないか。

長年のデフレから脱却する為には、何かしらの犠牲や耐える時期も必要だとは思っていたが、想定以上に時間を要すと思われます。
特に、不動産仲介業者は取引件数も減る中で厳しい状況が続いていくでしょう。

~~まとめ~~
生き残るためのスキルとは何が必要なのだろうか、、、

私が思うに、消費者(お客様)一人一人に親切・丁寧に接していくこと。そして、不動産、建築、リフォームなどそれぞれの専門性も大事だが、「住まい」=「生活・人生」といった目線を持つことが重要なのだと思う。

すなわち、売りましょう、買いましょう、メンテナンスが必要なのでリフォームをしましょう、だけではなく顧客の生活設計や価値観を見据えた提案スキルを身につけることが必要でしょう。
そして、その提案スキルを活かせる企業に身をおくことで、自身の生活を守ることに繋がるかもしれません。

私は長年にわたり中小企業に従事し、今は零細企業の代表として活動しているため、自虐にもなりそうなまとめ方をしました。しかし、現実的な話しとして不動産会社に勤務をしている知人から店舗の大量閉鎖があるといった話しや職人さんの生の声を聞いていると、そう思わざるを得ない。

今までの世界観や今までの付き合い関係から、一歩外に目を向けてみること。
そして、とにかく行動することで新しいことにチャレンジをしてみたいといった気持ちを持てる人が生き残っていくように思います。

何故なら、今まで通用してきたことが通用しない時代にも関わらず変化を嫌い、同じルールや世界観を良しとする空間に居続けてしまったら共倒れになってしまうのではないかと感じているからです。

引き続き、住宅業界の現場視点で書いていきます。

~~ 企業情報 ~~
社名:株式会社bluebird
住所:東京都立川市若葉町1-17-1
メール: susaki@bluebird-akiya.com

築56年の空き家・空き店舗を職人と一緒になって作り上げたオフィス兼アトリエ。
画家の妻と夫婦でシェアをしています。

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⚫︎介護保険を利用したバリアフリー工事の相談/住宅改修工事
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