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エシカル就職 という考え方

東洋経済オンラインより、『50%が上位校「エシカル就活」を生んだ22歳の正体』。自らの体験をもとに、社会課題に取り組みたい学生と企業をマッチングする「エシカル就活」というサービスを立ち上げた現役大学生起業家の勝見仁泰氏に関する記事です。

え近年、国内でもSDGsの認知が広がり、環境や人権、社会などに配慮した商品やサービスを選択する「エシカル消費」(※エシカルは英語で「倫理的、道徳上の」)という消費の傾向が強まっています。SDGsは学校の授業でも積極的に取り扱われるため、年齢が若いほどサステイナビリティーへの感度が高いとも言われていますが、この"エシカル"は若者の会社選びの基準の一つにもなりつつあるようです。

勝見氏は、「既存の求人サイトでは、業種や職種でしか仕事を探せません。僕は社会課題の解決に向けた自分なりのビジョンを持っていたのですが、そことマッチする進路がなかなか見つからなかった。もし社会課題の視点から仕事を探せたら、就活の幅も広がるだろうし、僕と同じような悩みを持った学生にも役立つのではと思いました」と起業の動機を語っています。

働き方や価値観の多様化は、すなわち会社や仕事を選ぶ基準や視点が多様化することに繋がり、それはヒトとシゴトのマッチングを行なう仲介者が、業種や職種の"キーワードマッチング"で機械的に提供する求人情報や候補者情報が益々その価値を失っていくことを示唆しています。

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