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聖地巡礼記 我がまま娘をインドに連れてったら⑦

2017年インドに小学校の娘を連れて
家族でバックパッカー旅をした話

僕らは上海に住む3人家族です。

僕;日本人
妻;上海人(劉さん)
娘;小学4年生(当時)→インドに興味なし

インドの列車の基本は遅れる

2017年1月29日 夜

ヴァラナシの駅に着いて遅れている列車を
待っている

ホテルを出る時は2時間遅れと表示
夕刻の18時30分に駅に着き 
その時点で列車は3時間遅れ

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駅に汚い店があり、腹ごしらえをしようと
入り食べれそうな物を探していた

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ヌードル1つとチャイを注文

カレーを頼んでも
きっと娘も劉さんも食べないしね

そしてテーブルに持っていくと
劉さんと娘は、やはり遠慮して
食べたがらない

僕も何口か食べたがイマイチ
腹も壊したくないから少しでやめた

そして隠し持ってきた
カロリーメイトを取り出した

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この日のために日本から送ってもらったヤツ
今の僕にとって超貴重な食べ物
さすが宇宙食!ここにきて存在感半端ない

劉さんと娘が 何自分だけ持ってきてんの?
ズルいぞっ!ていう目で見てくる

「これ?持ってきて正解だわ 食べる?」

劉さん「要らない」

といいながら劉さんはカバンから
真空パックされた味付けされた肉とか
中国定番の食べ物を何個か取り出した。

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僕「なんだ自分も持ってきてるじゃん!」

妻「いいでしょ〜」

僕「インドなんだからカレーで我慢しろよ!」

妻「わたし カレーは無理みたい・・・」

僕「インド来てカレー無理宣言されても困る」

妻「火鍋食べたいな~」

僕「いやいや旅行中だからねガマンしろよ」

妻「帰ったらすぐに火鍋行きましょ!予約する?」

僕「アホか!まだまだインドだろ カレーだけ考えろよ」

娘「インドで火鍋食べたらいいじゃん!」

僕「あっても絶対いくか!インド人の火鍋食べたいか?」

妻「こんなにカレー無理とは思わなかったな~」

僕「そもそも上海でもカレー食べてないよね」

妻「どうしよ〜」

僕「あの〜僕まだまだカレー楽しみにしてるんでヨロシク」

その後レストランを出て待合室に移動し
列車を待つ

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出発が21時半に変わっていた

そして
また22時に変わる
また遅れたよ どんだけ遅れんだよ

僕らは9番ホームで そろそろ待合室では
怖いのでホームで待つ事にした

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22時になっても列車が入ってこない

本当に遅れるな~インドって

さらに30分程まつ

娘は まだ〜と さすがに疲れている

22時30分を過ぎた頃

8番ホームに列車が来る
人がぞろぞろ動きだした

9番ホームの僕は移動する人を横目でみてる
劉さんが 見てきたら?と

8番ホームだから違うでしょと言いながら
見に行くことになる

すると8番ホームに入って来た列車は
僕らの列車番号だった

僕は慌てて戻り声をかけ8番ホームへ移動!

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そして車番を確認し何人かの人に尋ね
間違いない事を確認し乗り込んだ

もう夜も遅くなり疲れていたので
寝台のベットを整理して寝る事にした

無事に乗れて一安心

明日はアーグラという町に行く
タージマハルがある町だ

ある意味インドの顔とも言うべき
象徴の建築だ!

元々アーグラには
午前中の11時に着く予定でゆっくり観光し
その日の夜にまた移動する計画

でも列車が5時間半ほど 
すでに遅れている・・・

明日予定時刻に着くのかな?

かなりスピード上げて飛ばさないと
無理じゃないかな?
そんな事を考えながら寝むりについた

インドの列車の基本は遅れる


■インド列車チケット入手の裏事情■

インド旅は移動の難しさがある

そもそも列車のチケットを手に入れる事が
難しい事情がある

インドの列車は3ヵ月前から
予約を開始している

しかしチケットは即完売しやすい
席が入手できなくても、諦める必要はない
必ずキャンセル待ちがでるので
続けて予約が可能となり
待機リストの
WL(ウェイティングリスト)と呼ばれる枠
が存在する

WLのNoがあり
自分が何番目の待機者かがわかる

そしてキャンセルがでれば
繰り上げて席を確保できる仕組み

人気路線は販売と同時にツアー会社が購入

3ヵ月も前から個人でチケットを
予約することが少ない事から
一般人は入手が難しくなる

でもツアーはキャンセルも大量に
発生し、簡単に順位は代わる
キャンセル待ちでドンドン順位が
上がっていく

傾向的には、
7日前、3日前、1日前と
段々とキャンセル待ちが増える傾向があり
キャンセル待ちでも、それを見越して
駅に向かい自分のNoが
繰り上げられているのを確認する事になる

席を確認出来たら搭乗する事が可能となる
そのため、キャンセル待ちの場合は
列車に乗れるか乗れないか
わからないまま駅で待機する事も起きる
事前にわかればいいが、際どい時は
とりあえず行ってみる事になる

しかし僕らは比較的この難しい
インドの列車チケットを簡単に手にしていた

なぜかというと
中国のネット買い物サイトには
個人でチケット予約してくれて手数料で
副業してる人が何人かいる

そして僕らは約半年前から計画していた
事もあり列車のチケットを販売と同時に
購入する事が中国で可能となっていた

外国からインドの列車チケット購入は
何かと敷居が高い
言葉や見慣れない画面に登録作業も複雑

その手間をお金で買うという感じ

そして旅行期間の列車チケットは
全て事前に入手していた。
しかもWLなしの状態だから必ず乗れる
この安心感はお金では買えない

インド旅行最大の不安が解消

この仕組みはインドに限った事ではなく
探せば色んな国で対応してる

個人間のやり取りで企業を通じた方法では
ない為、多少の注意は必要
この辺は妻の劉さんに任せていたら
上手く個人間で交渉してくれてる

これらの個人サービスが発展してるのも
中国人のネットワークにより
旅好きな人たちが多いことから生まれた
便利な裏のサービスでもある
中国のNET販売には こんなサービスも
売られていてみつける事ができる

■インド列車チケット入手の裏事情でした■

近年思うのは世界中に広がる中華NETワークがあり
中国人同士で交流する情報交換は意外と便利で
旅するなら中国人と旅した方が色んな手段や情報も
見つかるケースがある そんな時代になっていた

続く 次はタージマハルへ・・・

聖地巡礼記 過去記事はこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


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