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変わるのが怖い

中学生の頃から生きづらさを感じてる。
高校生のときからメンタルの波が激しくなった。
大学生のときに双極性障害の診断を受けた。
大学を中退して無職の期間を挟みながら職を転々としてきた。

薬を飲み続けても根本的な生きづらさや悩みは解消しないから5年前からカウンセリングを受け始めた。
自己開示する相手が基本的にいない僕には重要な場所だった。
認知の歪みにも気づけたし、昔よりは仕事でも相談できるようにはなってきた。

でもやっぱり繰り返すパターン。
認知とかのレベルじゃなくて、愛着とか子どものときの体験から来るものもありそうだ。
問題は根が深い。

noteの仲間が書いてた「トラウマセラピー」が気になっていた。
過去の経験が今の性格や考え方や行動に影響を及ぼしてることは間違いないだろう。
トラウマと呼べるほどのものだったかはまだよくわからない。
でも過去の経験に対して本気で取り組めば、今までとは違う変化があるかもしれない。

でも、踏み出せなかった。

noteの記事を読んでいて気づいた。
僕は変わるのが怖いんだ。

メンタルの波に翻弄されて生きていくのも、親から自立できないのも、人間関係が続かないのも、全部嫌だし、変わりたいと思う。
でも変わったら僕はどうなっちゃうんだろう。と思う。
変わったら、どう生きていいかわからない。

母はどうだろう。
僕が急に変わって一人暮らしを始めたら喜ぶよりも寂しさが勝って悲しむんじゃないだろうか。
それは母親のためになるんだろうか。
(この考えこそ依存してしまってるんだろうな)

もしくは本気で変わろうとしたとき、自分の内面に深く向き合うことでメンタルのバランスを崩して仕事にも行けなくなるくらいに鬱状態になったりしないだろうか。

実際、心理系のセミナーに行っていたときは、その場では劇的なメンタルの改善があったり、大きな発見や気づきを得たり、自信を持てたりした。
「変わった!」と思えた。

でもその後、上がった分だけしっかりと反動が来て鬱になった。
人と話せない、外に出られない状態になった。
そんなことを何回も繰り返してきた。
(もしかしたらそれがトラウマのようになっていて今新しい一歩を踏み出すことに怖れを感じてるかもしれない)

大きな希望を持つことは、その後に深い絶望を抱くことになりかねない。
全肯定した後に、全否定して殻に閉じこもったこともある。

新しいチャレンジが怖い。
この数年でどんどんその気持ちが根をはってる気がする。

変化が怖い。
もう落ちたくない。


でも今のままでは嫌なんだ。

本気で向き合うときには、平坦な道はないだろう。
思えば今までいろんな工夫をして、メンタルの波にのまれそうになりながらも生活を維持して、今の仕事もなんとか続けてきた経験がある。
強さもしなやかさも身についてきたはずだ。

変われるチャンスがあるなら、可能性に賭けてみるのも悪くない。

怖くても、なんとか一歩踏み出そうとしている自分を称えよう。


自分らしい自分で、いつかは僕も人の心を助けられるようになりたい。

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