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3-6 アメリカの大学院へ入るには

前回の最後のほうで少しアメリカの大学院時代のことを書いたので、今回はアメリカの大学院入試について紹介しますね。受験してみたいと思う方は是非参考にしてください。

先ずは TOEFL ibt

アメリカの大学院を目指す方は、まず最初に TOEFL ibt を受験する必要がある。

TOEFL ibt は外国人(=英語が母国語じゃない人)が「入学後にちゃんと授業についていけるだけの英語力があるか」を確認するための試験。

足切りに使われたりします。

120点満点で、100点以上の点数を取れば一流大学院でも足切りされる心配はあんまりないと思う。110点とか取れてれば安全地帯。

点数の内訳は

・ Reading(0-30点)
・ Listening(0-30点)
・ Speaking(0-30点)
・ Writing(0-30点)

ちなみに、文科省が目指す「スーパーグローバル大学構想」の、一流大学の枠組みである東京大学の構想書によれば、学部4年間の間に TOEFL ibt で 80点 を取ることを目指しているらしい。

GRE

そして、アメリカの大学院共通試験である GRE のスコアが必要。MBAを目指す人は GMAT という試験を受ける。まぁGRE と似たような試験かな。

基本科目は以下の3科目

・ Verbal(130-170点)
  語彙力や読解力

・ Quantitative(130-170点)
   計算能力

・ Analytical Writing(0-6点)
   分析能力、論述能力

簡単にいうと「大学院でやっていけるだけの知性があるのか」ってことを問う試験。英語力を測る試験ではないです。

基本的にはアメリカ人の大学院受験生が受ける試験なので、外国人にとってはかなり大変。

GREは高学歴アメリカ人にとっても難しい

僕がGREの対策を始めた頃は、TOEFL ibt で90点くらいの時だった。それでもGREの Verbal は、質問文の意味すら理解できないくらい難しかった。。。

模範解答を読んでも、なぜそれが正解なのかすらわからない。。。

何より使われる単語が難しすぎる。大学院を受験するような高学歴のアメリカ人でさえ、単語帳を買って単語を暗記しなければならないほど。

GRE 対策以外では一生使わなそうな単語を暗記する日々は超苦痛だったなぁ。。。一番印象に残っている単語は

"Defenestration"

意味は「窓から何かを投げること」

この単語、日常生活では絶対使わないと思う。大学院でも、仕事でも、海外生活中でも、GRE試験対策以外では一度も見かけたことも聞いたこともない。

結果としてなんとか合格ラインの点数を取れたけど、GRE はもう2度と受験したくないなぁ。

その他に必要なモノ

他にも履歴書、志望理由小論文の提出も求められることがある。それらはTOEFLやGREのスコア以上に重要な要素になったりもしますよ。

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