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日々のつぶやき

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何気ないことがきっと音楽に繋がる。 鮮度が落ちるその前に、日々のつぶやきをまとめました。 毎日16〜17時に更新予定。
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#音楽

【段階】

音楽制作で使う『MIDI』は音量を128段階で表現出来る。

ふと思ったが、
自分の感情は何段階で表現できるのだろう。

"いかに細かく出来るか"って大事な事ではないだろうか。

あ、でも最新の『MIDI2.0』は65,536段階。

細かすぎるとそれはそれで。

【性格】

音使いに性格が出る。

物を置く時の音、歩く音、食べる時の音、しゃべる音。

いつだって聴き手が存在するわけで、
そこへの意識があるかないか。

音使いを変えれば、性格だって変わる。

使う言葉だって、良い音がする言葉を選びたいよね。

御御足付御御御付

【合わせる】

合わせるって難しい。

コチラが合わせよう合わせようとして、

アチラも合わせよう合わせようとした場合、

『合わせようとしないでよ』

なんて事にもなりかねない。

ピッタリカッチリだけが
"合っている"ではないのだね。

人と人、音と音。

【高い】

「これは高い楽器です」

そう言われたら、良い音がする気がしてしまいそうです。

果たして高いから良いのでしょうか。

『我はこう鳴らせ』

高い楽器はこう訴えてくる事があります。

使い手はその声を聞けるのか。
主導権を握るのか。
はたまた、協力をするのか。

【ハネる】

ハネたリズム、はずんだリズム。

タッタタッタ、夕ッ夕夕ッ夕

『タ』と『夕』の間をどれくらいハネるか。

そこが演奏のポイントです。

絶妙なハネは譜面に表せません。

聴いても違いがわからない人がほとんどです。

それでも、追求する姿勢はきっと伝わります。

【テンポ】

テンポ60は
"1分間で60回カウントする速さ"
ということです。

しかしながら、同じテンポでも朝は遅く聞こえ、夜には早く聞こえます。

また、心拍数が早いと遅く聞こえます。

実際、ステージに立っている時や録音の時にとっても遅く聞こえる事がありました。バクバク。

【悪魔の音】

あまりに不快なため"悪魔"と言われた音の組み合わせがある。

それが『シとファ』。

単体だとまさに不協和音だが、
この後に『ドとミ』が来ると大きな安心感が訪れる。

ずっと安心は退屈で、
ずっと不安は苦しい。

優しいだけじゃ意味ないし。

【パズル】

子どもが『Lo-Fi HipHop』を作るのって良いのではないだろうか。

既存の曲の音源の一部や環境音などを組み合わせていく、まるで音のパズル。

素材はサブスクでゲット出来る。

楽器が出来なくても、曲を作れるのがLo-Fi Hip Hopの特徴でもあるのだ。

【左利き】

4歳の息子は左利き。

世の中は右利き用にデザインされているが、必要だったのは左利き用のハサミとお箸くらいで、ほとんど困った事はない。

ギターに左利き用はあるが、右利き用でさえ習得に時間がかかるのだから、右利き用で良いだろう。

そういえばピアノの左利き用は無い。

【必然性】

好きな早弾きと、
そうではない早弾きがある。

なぜ好きなのか考えた結果、そこに"必然性"があるかどうかだと結論づけた。

早弾き自体が目的では無く、
その後の旋律を際立たせるためだったりするのだ。

しかし早すぎると、カッコいいより
"面白い"になるのは不思議。

【限りません】

エレキギターが出来ても、
アコースティックギターが出来るとは限らない。

ドラムが出来ても、カスタネットが出来るとは限らないし、

ロックが出来ても、ポップスが出来るとは限りません。

同じ様に見えて、
近づくとまるで別物。
でも、もっと近づくとやっぱり同じ。

【知ってる】

『この曲、知ってる!』の

"知ってる"とは、どこからどこまでだろう。 

1フレーズで良いのだろうか。

タイトルだけでも良いのだろうか。

コード進行や楽器、録音方法だろうか。

曲を作った人の事だろうか。

作った人の家まで・・・は知りすぎなのでしょうし。

【やる気】

ギターのやる気がないなら、
ギターを持って構えるだけで良い。

筋トレのやる気がないなら、
ダンベルを握るだけで良い。

宿題のやる気がないなら、
ノートを机に広げるだけで良い。

『せっかくだから…』と

"その先"に進むことが出来れば、
もうけものだよね。

【隠し音】

『聴こえる楽器の数が少ないのに、迫力がある曲だなぁ』

そんな時、料理の『隠し味』ならぬ『隠し音』が使われています。

同じものを2回演奏し、少しズラしたり、ズラした上で音色を変えたり。

隠れているので気づきにくいですが、
アルとナイでは別物です。