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神様に嫁さんを寝取られてシングルファーザーになった話 その9

こんちわ。
東京で映像クリエイターをしているKENと申します。
先にお断りしておきますが、このnoteは自分自身のメンタル上のリハビリを目的としています。
認知行動療法とかいうやつじゃないかと思います。

妻が自分一人で暴走して出家をしようとしてるのでは?
と思い、頼みの綱である彼女のグルに直談判を行った。
ところが、結局グルは彼女の出家を歓迎しており、僕と娘にもその応援をするように勧めてきた。
これによって離婚も出家も決定的となってしまった。


養育費の話

当初、彼女が提示した養育費は、

月2,000円

だった。
にせんえん。
耳を疑ったが、その内訳はこうだ

彼女が最終的に持っている個人の貯金
300,000円(30万円)
これを現在5歳の娘が18歳になるまでの期間が
156ヶ月
なので、
300,000円 / 156ヶ月 = 2,000円
ということらしい。

その代わり財産分与はしない、という条件だ。
いうても今は仕事も減ったし引っ越し直後で貯金もないから分与してもしなくても大した額ではない。

一方で、彼女にかけている保険(月額約20,000円)は

僕が毎月彼女の口座に入金する

ことになるらしい。
???
これは彼女の保険が満期になったら解約し、娘の学費に充てるということで、今すぐ解約しても元本割れしてしまうので仕方がない。
と、思うしか無い。

保険の話はともかく、養育費2000円はありえない。
このことについて養育費等相談支援センターに電話で聞いてみた。
事情を話すと相談を受けてくれた方は憤慨してしまい、
「養育費とはすなわちミルク代だ。それをきちんと払わないというのは子供を餓死させる事と同じことだ」
と言っていた。

なんだか僕自身が恥ずかしくなっていたたまれない気持ちになってしまった。

なんにしても養育費というものは裁判所が作成している「養育費算定表」を参考にして算出される。もちろん最低額として。
なので、彼女が就職していない状態では0円〜1万円ということになる。
もちろん働いていないと生きてはいけないので、彼女はこれから働く事になるはずだが、それがいつからかはわからない。

出家先の県の最低時給から算出してみた。
最低時給=877円
就業時間=8時間
これで日給7,016円になる。
月に平日20日間で働くと月給は140320円で
年収は1,683,840円となる。

まあ税金とか国保とか年金もあるのだけど、養育費はより強い義務ということらしいのでなんにしても算定表では月1〜2万円の養育費支払い義務があるというところだ。

だが、彼女はまともに働く気がない。

そもそも怪我や病気で働けないなら理解できる。
しかし健康な働き盛りの大人が子供をほったらかしにして宗教に明け暮れるというのは明らかに間違っていると思う。

彼女にしっかりきっちりと母親である責任を意識してもらうためにも
やはり最低でも月に3万円は払ってもらわなければ。


交渉の結果

結局、養育費は1〜2万円を払ってもらう努力をしてもらう事になった。
しかし、保険の件もあるので内容は少し複雑だ。
まず、最初の1年ほどは彼女の貯金をつかって彼女が彼女にかけている保険に月2万円を入金する。
その後、当初の貯金が尽きたら彼女は仕事で稼いだ額を養育費として入金する。その額は本人曰く、頑張って2万円

もうちょい頑張れ。可愛い娘が飢えてしまうぞ。

さらに財産分与で家計からトータル三分の一ほど持っていかれることになった。
これは娘の学費用の定期預金、老後用の定期預金も解約することになった。
娘のお年玉貯金だけは娘の所持金として妻が手を付けることはできないのでこれは守ることができた。
この時点では僕が損をするのは明らかだけど、彼女の将来的な収入に期待することにした。
しっかりと娘の為に養育費を支払い給え。

その後の彼女にかけている保険は僕が払うことになってしまった。
理屈はわかるが解せぬ・・・


その後どうなった?

後の話になるが、離婚後しばらくして、結局ヨガ団体に所属する他のメンバーのお仕事を手伝うことでお給料をもらう事になったそうだ。
しかし、それでも毎月の養育費を払うことは難しいそうだ。

僕はますます彼女を残念な大人として認識することになってしまった。
こんな人がブログやヨガ活動で
「気づきを得られた」とか
「世界平和」とか
「ガイア保護」とか
「素晴らしい体験を得た」とかなんとか嬉々として報告しているわけだ。

そうかそうか。良かったね。

でも忘れるなよ。
君のその喜びの裏には母親がいなくなって泣いている娘がいる。
すべてを押し付けられて苦悩している僕がいる。

一体どんな気持ちで笑っていられるのだ?


さらにその後

このnoteを公開する直前に彼女から養育費に関するメールが届いた。
要約すると、

収入が無くて払えないので残っている貯金と保険を解約して全額支払う。
それをすべての養育費としてほしい。

とのこと。
それでも具体的な数字は出せないが当初の約束よりかなり少ない。

これを
「悟りの修行が家族親戚、全ての人々の幸せのために繋がる行為だという事を知って欲しいです。」

って言われても。


つづきます。


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