【039】ブッダの生涯-【15】(仏教哲学の世界観第2シリーズ)
初転法輪と中道、そして八精道
お釈迦さまが向かった5人の比丘のいる「鹿野苑」に到着し、彼らと再会しました。
かつてはお釈迦さまと共同生活を行いながら苦行をしていた彼らは、公卿の無意味さに気づいて去っていったお釈迦さまを苦行から逃げた落伍者として認識していました。
しかし、いざ現れたお釈迦さまの姿を見た彼らは思わず旅人をもてなす礼を尽くした挨拶をしてしまうのでした。
そしてお釈迦さまは自らを彼らの先生であると主張し、修行の本質を伝えるとして彼らに説法を始めます。
今回はこの、