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42歳からの婚活・彼女にプロポーズをする

前回からのつづきです

真剣交際は3ヶ月以内と設定されていて
私のところでもそうでした。

真剣交際に進むということは結婚する意志が
あるということなので、正式にプロポーズを
しないといけません。

そのため、真剣交際に進んだ最初のデートで
宏美さんにプロポーズをします。

すぐにしたのはある程度、勢いに任せて
した方がいいと思ったのが理由です。

プロポーズをした場所は、これまで何度も
デートで利用している日比谷の
『椿屋珈琲店』です。

よくプロポーズはシチュエーションに
こだわった方がいいと言うけど、宏美さんの
性格を考慮して、普段のデートと変わらない
感じで自然体にすることを心掛けました。

なので、プロポーズの言葉も
「結婚して下さい」とシンプルに伝えました。

ユーモアを混じ合わせた言葉や、
ロマンチックな言葉は、回りくどいことから
誤解を招く恐れがあると考えたからです。

宏美さんも私からのプロポーズを
待っていたようで、すぐにOKの返事を
貰うことができました。

その日の夜、宏美さんからプロポーズを
了承してもらったことを山田さんに報告。

そこで
「成婚退会は親紹介を済ませてからした
ほうがいいよ」とアドバイスを受けます。

成婚退会後の破談は「親紹介」に関係する
ことが大変多いからです。

いくら当人同士がよくても、親の合意が
得られず破談になるといったことが
結構あるとのこと。

自分の両親は良くても、相手側がどう
感じるかはわからないですからね。

親の紹介は婚活において、
最後の関門ともいえます。

宏美さんはある程度事前に私との関係を親に
話しをしていることを聞いていたので、
気が滅入ることはなかった。

でも
「もっと良い条件の相手はいなかったのか」
と親に言われることも充分あり得るので、
安心はできずにいた。

結納という形でお互いの親族を紹介する
食事会を最初考えたけど、まずは自分から
宏美さんの両親に挨拶をし、その後自分の
親を宏美さんに紹介の方が面倒だけど、
スムーズにいくと感じた。

山田さんにもその旨を報告し、
宏美さんの両親に挨拶にいきます。

テレビや映画で散々見てきた場面だけど、
実際に自分がやるとなるとやはり、緊張
するものです。

宏美さんの両親も自分が緊張している
様子を察し、フランクに対応してくれた。

単刀直入に宏美さんが結婚に
同意してくれたことを伝え、
了承してもらうことができました。

自分の親にも宏美さんを紹介し、
両家の顔合わせを兼ねて食事会。

場所は「椿山荘」で行いました。

これで婚約の運びとなり肩の荷が降りた。

結婚ができるという喜びよりも、
もう婚活をしなくてもいいといった
安堵感の方が強かったです。

ここまでくるのに、2年以上費やしてきたので
余計そう思ったのかもしれません。

              (つづく)

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