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42歳からの婚活・女性を褒めれば会話が弾むことを理解する

前回からのつづきです。

婚活スクールの2ヶ月目。

清水さんから課題が出された
「褒める」を実践した
成果報告をしていきます。

成果報告をする目的は、
毎月講座に参加することによって
みんなの前で話すことが前提のため
行動をしなければ、発表ができないので
自ずと行動させるのが狙い。

これは、短期間に成果を出させるために
ビジネススクール等でよく使う手法です。

それと、人前で話すことに慣れていないと
どうしても緊張してしまうものです。

緊張をすることに慣れておけば
実際に意中の女性を前にしても緊張せずに
対応できる効果も含まれています。

後、講座に20万円も払ったので、
無駄にしたくないという
心理も作用しています。

一人ずつの成果報告が終わり、
「褒める」ことについて
深掘りしていきます。

清水さんが実践したことを例にして
話を進めていきます。

行きつけのカフェで始めて見る
バイトの女の子がいたことから
さりげなく終業時間を聞いて
コンタクトを取ります。

レジで先ほどの彼女に
「笑顔が凄い素敵ですね」
と褒めるとその彼女は
「えー」と顔を押さえて
「そんなこと言われたことないです」
と下を向いて頬を赤らめたとのこと。

学生が普通に生活をしていますと
そんなことはまず言われないと思います。

言われたとしても子どもの頃
親戚から言われた程度です。

自分のことを認めてくれる人は
世の中に数人しかいないと言われています。

これがマズローの5段階欲求の1つである
承認欲求です。

親でさえ自分の子どものことを
素直に認めないですからね。

それを突然見ず知らずの人に
言われたらどうなるか。

当然、その人のことが気になりだします。

現に清水さんがカフェに行った際
「笑顔が素敵なAさんですね」
と声を掛ければ
「覚えていてくれたんですね」
と好感触を得たとのこと。

このようにサラッと褒めることを言うだけで
変化が生じる。

具体的な事例を聞かされ
「褒める」ことの重要性を改めて理解します。

次は女性とのコミュニケーションに
ついての講義。

「どんな質問を女性にすれば効果的なのか」を
以下の事例で解説。

1. あなたは男性ですか?

2. あなたが求める理想の上司は
   どんな人ですか?

3. あたなは学生時代運動が得意でしたか?

4. 今までしてきた仕事の中で、 
 一番の達成感は何ですか?

5. あなたは映画が好きですか?

6. あなたが生まれ育った場所は
   どんなところですか?

1、3、5の答えはどれも
「はい」か「いいえ」になります。

これがクローズド・クエスチョンです。

このクローズド・クエスチョンは
ただ確認をしているだけなので、
会話が広がらず、つまらないです。

いわゆる尋問トークですね。

恋愛弱者は、ほぼこの尋問トークをして
自滅してしまいます。

まさに、私がそうでした。

逆に2、4、6のように
「はい」か「いいえ」で答えられないのが
オープン・クエスチョンです。

女性との会話は、
この「オープン・クエスチョン」を
活用することが必須です。

でも、確かに聞いてみると
「なんだ、そんなことか」と思いますが
これは指摘されないとまずわかりません。

恋愛商材では
「ラポール」や「ミラーリング」といた
小難しいテクニックばかりで
実践するとなると難しいものばかり。

そのことから、
簡単なことを難しく考えていました。

物事は至ってシンプル。

要は相手を思いやる気持ちを持つこと。

今では本質を理解することができましたが
この時はまだ、完全に理解していませんでした。

だから、色々と苦労するんですけどね。

自分が恋愛弱者であることを痛感し、
清水さんを心酔していくことになります。

               (つづく)


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