リーダーは学ぶクセとアウトプット意識をもてば、いつでも学ぶことができる
6月11日(火)に『リーダーは日本史に学べ』(ダイヤモンド社)を出版いたしますが、出版までに本書で取り上げている歴史上の人物について、なぜ取り上げたのかを簡単にご紹介しています。
第19回目は、吉田松陰(1830年~1859年)です。幕末の長州藩(山口)の出身で、松下村塾で高杉晋作や伊藤博文など、幕末から明治にかけての多くの人材を育てたことで有名です。現代でもよく「●●の松下村塾」などと教育サービスの広告で使われることがあります。
私の好きな歴史上人物の一人であり、毎年仕事はじめの前には世田谷の松陰神社に参拝しています。
私が本書で吉田松陰を取り上げた理由は、「学び続けるクセ」と「学んだことを役立たせる」という意識をもてば、どんなとき、どんな場所でも学び続けられることを伝えたかったからです。
現代に生きていても、大人になって、特に働き始めると、必要だと思いつつも勉強する時間が失われてしまいます。特に日本では、各種の調査によると、世界のなかでも社会人の勉強時間が圧倒的に少ないと指摘されています。これは国際競争力の低下にもつながっているでしょう。
勉強を続けるためには、「学び続けるクセ」をつけることが大事です。それは少しずつでもよいのです。
そのうえで、学んだことを何かに役立たせようという、アウトプット意識をもつことも大事です。徳川吉宗でも紹介しましたが、学んだことが何かに役立てば、更に学ぼうとするものです。
本書では、吉田松陰の監獄内や松下村塾での学びなどを紹介しながら、上記のことについて考えてみました。詳細については、本書の「どんなとき、どんな場所でも学ぶことができますよ 吉田松陰」をぜひお読みください。
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