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属人的な仕事が組織にどんな影響をもたらすのか?

ご無沙汰してます。この1週間非常に忙しく、投稿の時間がありませんでした・・・。コロナ禍、というか、量としての人員が必要なくなっている現状の中で「仕事の偏り」や「業務探し」が横行している気がしています(笑)「やることがないから何か仕事を…」と躍起になることは非常に良いことだと思いますが、それが組織の目的にあった手段なのか?は今一度考えてみるべきなのかなと思いました!

こと私で言うと、RWにおいて、管理業務が増えてきていると感じます。メンバーのモチベーション把握から担当している個社毎の状態まで、集約する情報が増えてきており(どちらかと言えば集約する情報の濃度というか解像度の高まり)、これが集約方法的に結構時間がかかるんです。。。まあ愚痴はここまでにして、タイトルのことについてお話します。

属人的な仕事とは

一言で言うと、「特定の社員が業務を担当することにより、当人以外がその業務の内容や進め方がわからなくなってしまっている状態」という感じでしょうか。マニュアルを作って標準化したり、業務の【見える化】を行ったりして、それを防ぐことが一般的ですが、標準化は逆に言えば個人の個性的なアクションや考えを打ち消してしまう恐れもあります。

僕は属人的な仕事は、仕事内容の秘匿性を解消さえしてしまえば、基本的には良い面もあると感じております。その社員の高いスキルや知識・経験で属人化されている場合、それはお客様にとってもメリットになりますし、組織にもたらす影響も大きいと思います。

そのため、ハイ・パフォーマー(売れる営業)が専門性やスキルの高さから属人的な営業をしたとしても、それを見える化し、培ったナレッジを組織に伝えていけば、それは組織全体の実力の向上につながります。

時間で属人化を図る人

上記、「スキルや専門性の高い属人性であれば、秘匿性をなくし、業務の見える化・標準化を行えば、そこまでのリスクにはならない」と述べましたが、これが掛けた時間によって属人性を出す場合は、かなりのリスクとなります。

とあるお客様で、「前任の子は毎回足を運んでくれたよ」が口癖になってしまっている方がいらっしゃいました。その前任は目標を達成するというよりは、営業時間を長く特定のお客様にかけることを【自身の仕事】と考えていたようで、お客様のどんな要望にも必ず足を運んでいました。これは、お客様至上主義的な考えでは、もしかしたら「あれ、別に良いことじゃない?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これは大きな間違いです。

時間は、だれにとっても平等に与えられている財産です。何かにとって変えられるものではありません。お客様のなかで、時間をかけることによって生み出され価値は担当営業が変わったところで、なかなか変えられるものではありません。それによって、ほとんどの営業はそのお客様から「じゃあ御社とのお取引はしませんよ」と言われ、「来てほしい」と言われると前任と同じように時間をかけてしまうのです。これは見える化・マニュアル化しても防げない状況になってしまっています。

一人ひとりの意識

冒頭の話に戻りますが、仕事というのは「目的に沿ったものになっているか?」と常に問いを持ってすることが重要です。組織に所属しているサラリーマンである以上、この目的というのは組織が達成するために設けたものになっていなければなりません。自分が起こそうとしているアクションが、今後どうつながり、組織にどういう影響を与えるのか?を考えてみると、きっとアクションが変わってくるはずです。

と、長くなりましたが、この記事はここまで。これからも3分くらいで読める量で記事を書いていこうと思います。

よろしくお願いいたします^^


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