トレーナーインタビュー⑥
現在、ドイツ女子ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルト
(元FFCフランクフルト)にてメディカルトレーナーとして活躍されている尾曲 俊彦(おまがり としひこ)さんにインタビューをお受けいただきました。
経歴
関西医療大学保健医療学部はり灸・スポーツトレーナー学科
所有資格:鍼灸師、JSPO-AT
現在
ドイツ女子ブンデスリーガアイントラハト・フランクフルトにてメディカルトレーナー、月2回診療所でマッサージ師として活躍されています。
なぜトレーナー・セラピストを目指したか
元々サッカーをしていました。
その際、怪我をした時であったり体を見てもらってお世話になった人がいました。
将来仕事をするにしてもスポーツに関わる仕事をしたいなと思い、高校卒業後ATと鍼灸を取れる大学に進学しました。
学生時代にしていたこと
大学生のときはあまり勉強をしていなかったです。笑将来のことはかなり不安で、大丈夫かなや、仕事見つかるか、卒業後どうやっていくかの悩みが多く、目指すものをしっかり確立できていませんでした。
しかし1番初めに働いた病院で自分の目指したものと向き合ってみようかなと思いました。
サッカーが好きなのでサッカーに関われる仕事をできるようにちょっとずつ準備して行こうと思いました。
そして、一生のうちで海外に住んでみたいなと言う憧れがありました。
海外のことを調べ、日本人がブンデスリーガで働いていたり、セリエAの有名クラブで働いていたりなど、海外で日本の技術を生かしている人がいるんだなと知り、そこから徐々に海外のことを考えるようになりました。
海外で生活するならヨーロッパの方に行って自分の仕事の経験を増やすのも良いかなと徐々に働きながら考えていました。
学生時代はどちらかというと後悔の方が多かったです。
ですが、病院で働けた事が大きかったと思います。
医師、看護師、理学療法士などさまざまな職種の方がいました。またそこの病院は手術をしている病院でした。
仕事を通していろんな人とコミュニケーションを取らないといけないことがありPTと話してからその後医師と話す時は言葉を変えなければならなかったり、基礎知識を理解した上で違う職種の人と話すので働いてから良いと思いました。
そしてその後は接骨院で働きました。
病院と接骨院の違いは売れ上げがダイレクトにわかる事でした。(自分のところはダイレクトに知れました)
売れ上げを知れる事はすごく良かった(悩めたところでもありました)と思えました。
海外を目指す学生へ
色んな形で海外へ来たいという方がいると思うのですが、資格をその土地で取得する方が良いです。
なぜなら、上手くいかないことのほうが多いからです。
自分は、残りたいという優先順位があったのでトレーナーとしての仕事ではないですけどそこを妥協して日本食レストランを本業として残りました。
他にも苦労したことのほうが多くて、時間もかかりますし、タイミングや運も必要。場合によっては短期間よりも長期間いるほうがチャンスは増える。
しんどい事はあるのでその時に色んな人の手を借りながら何かしらに繋がるのでそれがうまくいかないとしてもそれは良いと思う、もし海外に来るなら短期間じゃなくて長期間で来た方が仕事だけじゃなくて自分の成長、経験として良いものができると思います。
日本でいた方が良いこともあります。
例えば、今のコロナの期間、海外にいて重篤な病気や怪我になる可能性もあります。頼れる人がいないとしんどいですし、自分の家族がそういう状態になった時にすぐには駆け付けられない。仕事だけじゃなくて生活の部分で悩むところもある。手放しで海外良いよとは言いづらいです。
尾曲さん、この度はインタビューにお答えいただきありがとうございました。
尾曲さんへのインタビューが実現したのは、前回インタビューさせていただいた重村さんが紹介してくださったからです。
重村さん、ありがとうございました😊
重村さんの記事はこちら↓
尾曲さんのTwitter :https://twitter.com/oma_toshi
not:https://note.com/oma_toshi_17
とても勉強になる内容を投稿されているのでぜひご覧ください!ドイツの環境丸わかりです🙆♂️
最後までお読みいただきありがとうございました!次回もよろしくお願い致します。
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