■アメリカ留学中のお話〜Part 16〜
いよいよ帰国の日となった。
最後の1〜2週間はお世話になった人達と過ごした。涙腺が何個あっても足りない。
英語集中講座の時にいつも隣に座り、楽しい事も苦しい事も分かち合った中国人の友達。彼が連れて行ってくれたレストランでの中華料理の味や彼と毎日のようにしたハグを決して忘れない。
初めて野球観戦をしにシアトルに車で連れて行ってくれたアメリカ人の友達。その時はまだあなたが企業の社長さんだとは知りませんでした…。その知識の豊富さ、旅にも本を持ってくる程の勉強家、おまけに料理もうまく、色々な事を教えてくれた。私も見習って色々な事を勉強したいと思います。
飲み会やパーティを開いてくれた台湾、中国人の友達。勉強のイライラを解消するには、テコンドーとこの飲み会が頼りの綱でした。最後にはメッセージカードまで頂き、今も時折元気を貰いたい時に見ています。
そして、テコンドーの仲間達。
まさかアメリカに来て、テコンドーをやる事になるとは夢にも思わなかった。不器用な私にも懇切丁寧に蹴り方を教えてくれ、苦手な柔軟トレーニングにも付き合ってくれたね。一緒に流した汗、バーベキュー、他にも色々な遊びも教えてくれた。あなた達がいなければ、今の私はないと思う。またいつの日か日本にくる事があれば、是非案内させて下さい。
お世話になった友人達にありがとうを伝えた。
そして今日空港へ向かう。友人の1人が空港まで車で送ってくれた。
約9ヶ月間の旅は終わりを告げ、住み慣れた町、そして家族の待つ家に戻ってきた。
"留学に行かせてくれてありがとう。"
今こうして英語を使って仕事が出来るのも、Noteを綴れるのもあなた達のおかげです。
これからじっくり親孝行させて下さい。
※アメリカでの話はまだありますが、次回から一旦舞台を日本に戻します。
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