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努力が水の泡?便秘の放置がやばい理由とは!

こんにちは。パーソナルトレーナー助政桂多です。

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突然ですが質問です。

最近トイレでスッキリと出ていますか?痩せてキレイになりたい人にとって、この便秘とダイエットの関係性を理解しておくことは必須です。

ぜひ、最後までお付き合い下さい。一人でも多くの方にこの記事がお役に立つことを願っております。

1、便秘になる原因とは

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「お菓子食べてないし、半身浴や運動もしているのに、なかなか痩せてこないんです」

という悩みをお持ちのそこのあなた、どうして痩せられないかは、さまざまな要因があります。

いつくかある原因のうち、最も多い理由の一つが便秘です。

特にダイエット中は炭水化物を制限していたりすると、食物繊維不足になりがちです。

意識して野菜などを摂取する必要があります。

きちんと便秘を解消することで、下っ腹がスッキリする、肌がツヤツヤになる、体が軽く感じる、ストレスが減り前向きになれる、代謝がアップする、などの効果が期待できます。

良いことだらけですよね。

ですので、もう少し深堀りして便秘の原因を探っていきます。

1、便意の我慢

便意のある時を逃してしまうと、排便ができずに腸の動きも止まってしまいます。

これが何度も続くと、便意そのものを感じにくい体質になってしまうので注意が必要です。

2、運動不足

腸の蠕動運動を促すためには、運動は欠かせません。

特に腹筋が弱っていると便を押し出す力が弱まって、便秘に繋がりやすくなります。

3、ストレス

日々の生活上のストレスや仕事のストレス、ダイエットで食事を制限している事によるストレスなど、私たちは常にストレスにさらされています。

こうした日常のちょっとしたストレスの積み重ねが自律神経の働きを乱し便秘につながります。

4、食物繊維不足

糖質制限ダイエットなどをおこなう方は、特にこの食物繊維不足に気をつけましょう。

食物繊維には水溶性と不溶性の食物繊維があります。

これらは腸内で水分を吸収してカサが増え、腸壁を刺激して便意を促すとともに便を適度なやわらかさに保つ働きがあります。

また、腸内に溜まった有害物質を吸着して、便として体外に排出してくれる働きもありあます。

5,水分不足

適切な量の水分補給は、生命維持の他に、便秘予防にも効果があります。

1日2〜3リットルはこまめに補給するようにします。

但し、適度なやわらかさを保つ便をつくるには食物繊維の力が必要不可欠です。

食物繊維あっての水分なのです。

2、便秘が引き起こすデメリット

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続いて、便秘が続いたときのデメリットをお話します。

便秘は体と心にさまざまな症状を引き起こすだけでなく、大きな病気を招くことも分かってきています。

何日もお通じ時がない、ようやく出たけどコロコロと硬い小さい便が少しだけ。

快便が何日もなく、便が腸内に長く留まると、さまざまな悪い症状が出てきます。

1、自立神経の働きが乱れる

自律神経の乱れは便秘の原因になりますが、便秘をしていることがストレスになったり、腸内環境が悪化したりして自律神経のバランスが崩れます。

2、腸内環境が悪化して腸内に悪玉菌が増える

これの原理ですが、便が腸内の温かい場所に留まると、腐敗がすすみ悪玉菌が増えることになります。

便秘になると便やおならが臭くなるのはこのためです。

3,その他

肌荒れ、吹き出物、だるさ、疲労感、イライラや不快感、腹痛、お腹の張り、食欲不振などがあります。

女性にとって特にアンチエイジングは大切ですよね。

便秘は腸のコンディテョンが悪い時に起こります。

つまり、肌のコンディテョンも悪くなり、艶や潤いのないなんだかパットしないお肌になってしまいます。

ですので、ダイエット中は腸内環境を悪化させないように、良質な脂質やタンパク質、発酵食品、食物繊維、十分な水分量の摂取、適度な運動、質の良い睡眠など、バランスの取れた生活を送りましょう!

3、便秘解消おすすめの食材紹介

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最後に便秘を「解消する食べ物」「便秘を助長する食べ物」をご紹介いたします。

1、食物繊維

食物繊維には水溶性と不溶性があることは皆さんご存知ですよね。

実は同じ便秘でも、症状によって摂るべき食物繊維の種類が異なるんです。

・水溶性食物繊維

水に溶けるタイプの食物繊維です。

便が固くなりやすい方は水溶性が有効です。

腸内の善玉菌を増やし、お腹の中でゲル状の柔らかい便を作る働きがあります。

ペクチンという水溶性食物繊維が多く含まれている、リンゴやみかん、人参やキャベツ、トマトといった果物や野菜がおすすめです。

また、海藻類には「アルギン酸」という水溶性食物繊維が多く含まれるため、おすすめです。

・不溶性食物繊維

水に溶けないタイプの食物繊維です。

これらは腸内で水分を吸収して膨張し、便のカサを増して腸の蠕動運動を活性化させます。

大豆やイモ類、ごぼうなどの根菜類をはじめ、きのこ類、穀物、繊維質の食材に多く存在しています。

下痢になりやすい人、腸の蠕動運動が弱く、弛緩性便秘になりやすい人におすすめです。

2、発酵食品

植物性乳酸菌や動物性乳酸菌が存在し、腸内を弱酸性にすることで、悪玉菌の増殖を抑え、善玉菌を増やす効果があります。

納豆、キムチ、味噌、ヨーグルト、チーズなどがおすすめです。

3、オリゴ糖

玉ねぎ、アスパラガス、にんにくなどの野菜類や、はちみつなどに多く含まれるほか、味噌や醤油などの発酵食品にも含まれています。

腸内で善玉菌の餌となり、善玉菌を増やす作用があります。

4、植物性油

皆さんが良く知っているオリーブオイルは美容効果と便秘予防などの効果も期待できます。

オレイン酸は腸に届くと、ぜん動運動を促進してくれます。

潤滑油の役割を果たし、便の通りも良くなるでしょう。

続いて便秘を助長する食べ物です。

1、肉

肉に含まれるタンパク質は、腸内で悪玉菌を増やす働きをします。

腸内環境を整えたいときは、できるだけ肉類の摂取はさけましょう。

とはいえダイエット中はタンパク質をたくさん摂取しなくてはいけませんよね。

そんな時は、お肉とともに野菜なども摂り、バランスのとれた食事を心がけてください。

野菜や果物、ヨーグルトなどを一緒に食べることで、悪玉菌を減らして善玉菌を増やし、肉類の摂取による腸への悪影響を中和できるからです。

2、タンニンを含むもの

柿やお茶などに含まれるタンニンには、摂り過ぎると腸の粘膜に特殊な膜を作り、ぜん動運動を抑制してしまう作用があります。

便秘気味の方はあまり摂らないようにしましょう。

今ひとつ腸が元気なくて、便秘気味な方、腸活を始めようとしている方、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてください。

4、最後に

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いかがでしたでしょうか?

今回は「努力が水の泡?便秘の放置がやばい理由とは!」についてお話しをしました。

今回も最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。
Instagramも頑張っていますので、ぜひ御覧ください。

TRAINER'S GYM(トレーナーズジム) 曙橋店
オーナー兼トレーナーをしています。ホームページはこちら。

パーソナルトレーナー
助政桂多

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