【創作童話】ニャムニャム島ものがたり

むかしむかし、あるところに、にゃむにゃむアイランドという島がありました。

上は島の地図です。

島の西に位置するwest villageという小さな村から、このおはなしは、はじまります。

ここは、west villageの森の中にある一軒家です。

ペンギンの「ぺんぞー」が訪ねてきました。

コンコン。扉をノックします。

一軒家の中には「りーにゃ」という名前のネコが住んでいます。「ん？誰かニャー。」

ドアを開けるりーにゃ。
ガチャ。

ぺんぞーは、りーにゃの家に入り、1枚のポスターを見せました。

「south townで、夕方から、Kazoo Frog Quartettoのコンサートがあるから、行こうペン。」

りーにゃは二つ返事で快諾しました。「いくニャー！」

south townまでは、険しい山道を下っていかなければなりません。

しかし、日頃から山道を歩いているふたりは、そんなのはへっちゃらです。テクテク歩いて行きます。

テクテク

テクテク

てくてく

テクテク

teku teku

ふたりは、徐々にsouth townへ近づいていきました。

上は、south townの地図です。
この街は、島の中でいちばんの都会のひとつで、島の北部には、north townという大きな街があります。

south townは、north townに比べて温暖な気候が特徴です。

ふたりは、ようやく、south townに到着しました。街の入り口には、お土産屋さんがありました。

着いたらまだ昼だったので、ふたりは、夕方まで、ご飯を食べたり、お茶したりして、時間をつぶしました。

そして、夕方になりました。
ふたりは、会場のsouth town clubに到着しました。

会場は熱気に包まれています。

いよいよ、Kazoo Frog Quartettoの登場です。

下のYouTubeの再生ボタンを押すと、彼らの演奏が聴けます。

大迫力の生演奏に、ノリノリのふたり。

演奏は夜までつづきました。

ライブを見終わったふたりが、west villageに着いた頃には、すっかり日が落ちていました。

ふたりは、りーにゃの家の前で別れました。

「バイバイ、ぺんぞー、また明日ニャー。」
「バイバイぺん。」

ぺんぞーの姿が見えなくなると、りーにゃも家に帰りました。

「ただいまニャー。あー、楽しかった！

ピアノのナマケモノが、たまにミスってたけど、「ミスってませんよ。」みたいな顔して弾いてたニャー。それはそれで良かったニャー。

さあ、お風呂に入って寝るニャー。おやすみニャー。」

おしまい。

(背景素材:一部「いらすとや」より拝借)

関連:自主制作アニメ「りーにゃとぺんぞー」