【3限目】ピンチをチャンスに

2020年4月8日

安倍首相が緊急事態宣言を発令しました。　

新型コロナウイルスに感染する人が日々増えているという中で、5月6日まで小学校も休校になり、昨日は入学式を体育館から運動場への変更によりギリギリ実施することができましたが、今日の始業式は延期になりました。

2020年度から始まる新しい「学習指導要領」“学校で学んだことが、明日、そして将来につながるように子供の学びが進化する”という「生きる力」を柱とした、新しい学習指導要領がスタートしました。

子供たちとの出会いを楽しみにして、沢山の準備をされてきた先生方も5月スタートになり子供たちがいない残念な状況になってしまいました。

子供がいない分、今までよりも少し時間ができると思います。日々、忙しすぎてゆっくり時間のとれない家族との時間や、新しい学習指導要領にそった教材づくりなどができるチャンスかもしれません。

私は三男を出産した時の産休中に、小学校二種免許を通信大学で一種免許にしたり、足首の手術で三か月、学校を休んだ時松葉杖をつきながら、油絵と書道を習いに行きました。それ以来、油絵をずっと続けています。退職した今、時間があるときはキャンバスに向かっています。

66歳で人工関節の手術で入院が長くなり退職をしました。その年度の終わりに、校長に10時間の非常勤講師で書写の授業をしないかとお誘いがあり、また学校に戻ることが出来ました。

学校に行けなかった時に習っていた書道が役に立ち、72歳まで大好きな仕事をが出来ました。ピンチがチャンスになることがあると思います。

【編集担当より】
記事日付からちょうど1か月となりました。様々な場所や立場で、今までと全く違った日常をお過ごしのことかと思います。少しでも皆様が前向きに歩んでいけますように。私自身も含めて。油絵は母親の描いたものです。