経済セミナー編集部

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日本評論社刊、創刊1957年 本誌内容紹介やお役立ち情報をお届け!  twitter:https://twitter.com/keisemi  バックナンバー一覧  https://www.nippyo.co.jp/shop/magazines/backnumber/3.html

マガジン

  • 小西祥文・連載「新しい環境経済学」サポート

    このマガジンでは、『経済セミナー』連載、小西祥文「新しい環境経済学 実証ミクロアプローチ」に関連する情報や補足などを提供していきます。

  • 連載:浅古泰史・東島雅昌「どうする独裁者」サポート

    経済セミナー連載、浅古泰史・東島雅昌「どうする独裁者 数理・データ分析で考える権威主義」のサポート情報をご提供しています。

  • 経セミ・読者コメント

    『経済セミナー』の読者の皆さまからいただいたコメント・ご感想などを紹介するマガジンです!

  • 新入編集部員の日記

    日々の現場での奮闘や学びを綴った新入社員による日記です!弊社の書籍や『経済セミナー』がどのように作られているのかを読者の皆様に知っていただく機会にもなると思います。ぜひご笑覧ください。

  • 経済学進学・キャリア情報

    経済学を学べる大学院や経済学を使ったキャリアに関する記事を収録したマガジンです!

最近の記事

『経済セミナー』2024年4・5月号の見どころ紹介!

このnoteでは、『経済セミナー』2024年4・5月号の見どころをご紹介します! 今号の特集テーマは「経済学で格差を読み解く」です! 今号のラインナップは以下の通りです: ■ 特集 「経済学で格差を読み解く」■ 【鼎談】 格差はどこから生まれるのか? 身近な社会問題から考える 巻頭の鼎談は横山泉先生、鳥谷部貴大先生、山重慎二先生(3名とも一橋大学)による鼎談「格差はどこから生まれるのか? 身近な社会問題から考える」です! 今回の鼎談では、大きく次の3つのトピックを取り

    • 第9回 補足ノート:小西祥文「新しい環境経済学」ウェブ付録

      小西祥文先生による連載「新しい環境経済学:実証ミクロアプローチ」も、『経済セミナー』2024年4・5月号で、第9回【最終回】となりました! 第8回(2024年2・3月号掲載)と第9回では、「二酸化炭素 (CO2)排出1トン当たりの社会的費用(Social Cost of Carbon:SCC)」とは何か? どのようにして推定するか? について、従来の方法から、最先端の科学的・経済学的知見に基づいた新しい方法まで解説します。 第8回では、SCCの概念、歴史的背景、正しい解

      • 集合行為問題の数理モデル:どうする独裁者 第5話ウェブ付録

        「どうする独裁者」の第5話では、集合行為問題(collective action problem)に言及しました。複数の人間で何かを成し遂げようとすることを、集合行為と言います。反乱や革命を通して政権を転覆させようとする反政府活動も、集合行為の一種と言えます。しかし、多くの人の間で意見や行動を調整することは大変な作業です。目的を成し遂げることが人々にとって最適な帰結であっても、それができないかもしれません。この問題を、集合行為問題と呼びます。第5話2節では、集合行為問題を含め

        • 行動経済学の学び方:室岡健志 インタビュー

          はじめに編集部 この note では、行動経済学を学ぶうえで、室岡健志『行動経済学』をどのように活用できるか、著者である室岡先生ご自身に、目的別に伺っていきます。 本書は、行動経済学を伝統的な経済学の発展・拡張と位置付け、その理論・応用・実証を体系的にまとめたものですが、今回は大きく以下の3つのケース、に分けて、それぞれ詳しくお話をいただきます。 学部生や研究者を目指さない修士課程の学生の方々は行動経済学をどのように学ぶのがよいか 学術論文の出版を目指す場合はどうか

        『経済セミナー』2024年4・5月号の見どころ紹介!

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        • 小西祥文・連載「新しい環境経済学」サポート
          5本
        • 連載:浅古泰史・東島雅昌「どうする独裁者」サポート
          3本
        • 経セミ・読者コメント
          1本
        • 新入編集部員の日記
          13本
        • 経済学進学・キャリア情報
          8本
        • 「経セミ」の読み方ガイド&ウェブ付録
          31本

        記事

          【経セミ・読者コメント vol.1】株式会社エコノミクスデザイン・丸茂宗平さま

          はじめに(編集部より)経済セミナー編集部です。弊誌の note では、読者の皆さまからお寄せいただいたご意見・ご感想などの掲載もスタートします! もちろん、ご執筆者のご了解をいただいたうえで、掲載内容をご相談して進めていきます(記名でも匿名でもOK)。 この note では、その第1弾として、株式会社エコノミクスデザインの丸茂宗平さま(まるも・しゅうへい)から、『経済セミナー』2024年2・3月号(特集:中央銀行デジタル通貨は金融をどう変える?)について、特に「ビジネスとの

          【経セミ・読者コメント vol.1】株式会社エコノミクスデザイン・丸茂宗平さま

          「原稿」 と 「ゲラ」 【新入編集部員の日記 #13】

          こんにちは! 日本評論社・経済セミナー編集部のSです。 今回は「原稿」と「ゲラ(校正刷り)」の違いについて、業務を通じて得た経験を元に考えてみたいと思います。 「『ゲラ』って言葉をたまに聞くけど、あんまりよくわかっていない」「原稿と何が違うの?」という方は多いと思います。 書籍・雑誌編集という仕事をするようになって以来、私は両者を明確に区別するようになりました。仕事をしていて、ゲラを「原稿」と呼ぶことは絶対にありません。両者は似て非なるものです。 今回は、業務時に感じ

          「原稿」 と 「ゲラ」 【新入編集部員の日記 #13】

          大竹・大湾・中室ゼミ 合同カンファレンス in 大阪 潜入レポート!

          ■ 毎年恒例の合同カンファレンス単行本『経済論文の書き方』でも紹介していますが、慶應・中室牧子ゼミは毎学期(年2回)他大学のゼミと合同でカンファレンス(研究発表会)を開催しています。 前回(2023年7月)は、慶應義塾大学三田キャンパスで行われた夏季カンファレンス(東京大学・澤田康幸ゼミと合同)にお邪魔させていただきました! 今回は冬季カンファレンスの潜入レポートをお届けします! 今年の冬季カンファレンスは昨年に引き続き、大阪大学・大竹文雄ゼミ、早稲田大学・大湾秀雄ゼミ

          大竹・大湾・中室ゼミ 合同カンファレンス in 大阪 潜入レポート!

          書評:長田華子・金井郁・古沢希代子編著『フェミニスト経済学』(経セミ2024年2・3月号より)

          評者:牧野百恵 アジア経済研究所開発研究センター主任研究員 フェミニスト経済学による批判と主流派の応戦フェミニスト経済学(Feminist Economics)は、JEL分類コード [注] ではマルクス経済学などと同様に異端派に分類される。ちなみに、2023年ノーベル経済学賞を受賞したゴールディンをはじめ、主流派経済学のなかでジェンダーにまつわる諸問題を扱う場合は、大きくは労働・人口経済学のなかのジェンダーの経済学に分類される。 フェミニスト経済学は、およそ50年前に、新

          書評:長田華子・金井郁・古沢希代子編著『フェミニスト経済学』(経セミ2024年2・3月号より)

          読者モニター募集のお知らせ(経済セミナー・2024年度)

          ▶追記(2024.03.01)2024年2月29日に、2024年度の読者モニター募集を締め切りました たくさんのご応募、本当にありがとうございました ▶概要2024年度の『経済セミナー』の読者モニターを募集します 1年間を通じて弊誌をご覧いただき、コメントなどをお寄せいただきます いただいたコメントなどは、弊誌の企画に活用させていただくとともに、弊誌内や編集部 note などに掲載させていただきます(掲載の際には必ず事前にご連絡します) 経済学にご関心のあるすべての皆

          読者モニター募集のお知らせ(経済セミナー・2024年度)

          【インタビュー】社会人を経て米国経済学Ph.D.へ

          この note では、社会人の米国経済学Ph.D.受験記、「出願準備編」と「出願後・渡米準備編」をご執筆いただいた 八下田聖峰(やげた・きよたか)さんに、米国Ph.D.への進学にまでの背景などをインタビューしていきます! 1. はじめに編集部 八下田さんは、東京大学で経済学修士号を取得後、正社員としてフルタイムで働きながら米国の経済学博士課程(Ph.D. in Economics)に出願し、カリフォルニア大学バークレー校に進学されました。その出願時のご経験、および出願後か

          【インタビュー】社会人を経て米国経済学Ph.D.へ

          2023年の経セミ:ビジネスとの接点、論文の書き方、バブル、実験

          この note では、2023年にお届けした『経済セミナー』各号の特集のおもしろ&お役立ちポイントをご紹介していきます! 「成長のカギはスタートアップにあり?」2023年2・3月号(730号) 「経済学でビジネスを動かせ!」2023年4・5月号(731号) 「見えない価値を可視化する ESGの経済学」2023年6・7月号(732号) 「経済論文の書き方[アドバンスト編]」2023年8・9月号(733号) 「バブルとは何か?」2023年10・11月号(734号) 「

          2023年の経セミ:ビジネスとの接点、論文の書き方、バブル、実験

          書評:宇南山卓/著『現代日本の消費分析――ライフサイクル理論の現在地』(堀雅博/評)

          評者:堀雅博(ほり・まさひろ) 一橋大学大学院経済学研究科教授 わが国世帯の消費はどう決まっているのか消費は、経済活動の目的であり、経済的な豊かさに直結している。国内総生産の最大構成項目であり、マクロ経済動向を左右する最重要変数とも言える。本書は、現代日本におけるその「消費」の決定構造を明らかにし、消費決定と密接に関係するさまざまな経済現象――消費税や拡張的金融政策、給付金等の影響、高齢化による貯蓄率低下等々――を体系的に理解することを目的に著者が取り組んできた研究の総覧で

          書評:宇南山卓/著『現代日本の消費分析――ライフサイクル理論の現在地』(堀雅博/評)

          コピーを書く 【 新入編集部員の日記 #12 】

          前回の記事(#11)はこちら! これまでの記事はこちらのマガジンからご覧いただけます! ■ コピーって何?コピーとは、「特徴やセールスポイントを伝える導入句・短い文章」です。簡潔かつ印象に残るように商品の価値や中身の特徴を伝える必要があります。 『経済セミナー』の新刊書紹介コーナーを例に挙げて説明します。画像のAの部分はキャッチコピーです。経セミの新刊書紹介コーナーの場合は最大15文字程度です。 また、キャッチコピーよりも長い、リード文や紹介文もコピーの1つです(画像

          コピーを書く 【 新入編集部員の日記 #12 】

          韓日経済フォーラム 潜入レポート!

          ■ 韓日経済フォーラムとは?韓日経済フォーラムは日本経済学会、韓国経済学会、駐日本国大韓民国大使館が毎年共同で開催しているフォーラムです。テーマは毎年異なります。今回のフォーラムでは「人口減少及び少子高齢化」が取り上げられました。 ■ プログラム(講演・PD部分のみ)韓日経済フォーラムには、韓国・日本両国の経済学者が登壇します。今回、日本からは青木玲子先生、北尾早霧先生、横山泉先生、山口慎太郎先生の4名の経済学者がご登壇されました。 ※以下敬称略 【 講演1 】 「日本

          韓日経済フォーラム 潜入レポート!

          東京都立大学大学院・MEcシンポジウム「経済学で考える日本の問題」 潜入レポート!

          ■ 東京都立大の取り組みについて今回お邪魔したMEcシンポジウムは東京都立大学経済経営学部・経営学研究科が主催しているものです。 東京都立大学(以下、都立大)大学院では、社会人でも学べるよう夜間・土曜日開講の経済学プログラム(修士)を設置しています。 都立大の渡辺隆裕教授曰く、都立大の大学院・経済学プログラムは「経済学を『ガチ』で学ぶ」場所を提供しているとのことでした(開会の挨拶でのお言葉を引用しました)。 言い換えれば、「教養」として経済学を学んでもらう、というスタン

          東京都立大学大学院・MEcシンポジウム「経済学で考える日本の問題」 潜入レポート!

          経済実験のフロンティアに迫る!:経済セミナー2023年12月・24年1月号特集、参考情報の紹介

          『経済セミナー』2023年12月・24年1月号の特集は、「経済実験のフロンティア」です! 今回は、実験経済学の過去・現在・未来を徹底的に語りつくした巻頭鼎談と、経済学における実験をどのように研究・教育に活かせばよいかを実践的に解説する5本の記事で構成しています。 今回の特集ラインナップは以下の通りです: この note では、そんな経済実験にフォーカスした本特集の内容と、参考情報をご紹介していきたいと思います。 参考情報はリンク付きでご案内していますので、本誌とともにぜ

          経済実験のフロンティアに迫る!:経済セミナー2023年12月・24年1月号特集、参考情報の紹介