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サポートサイト・コード提供のガイド:北尾早霧・砂川武貴・山田知明『定量的マクロ経済学と数値計算』

この note では、北尾早霧・砂川武貴・山田知明『定量的マクロ経済学と数値計算』の解説における分析・計算事例で用いられているプログラミング・コードを提供する、サポートサイト のご案内します。


本書の中ではコードに関する直接の解説は行いませんでしたが、各コード内、あるいはnotebook形式で、コードの詳細を解説しながら書籍内の説明やアルゴリズムとの対応を確かめつつ、読み解いていくことができるように工夫しています。

こんな感じで、説明が細かく(日本語で)入っています!

本書で使用したコードは、原則として 本書の GitHub リポジトリからダウン
ロードできるようになっています。しかしそれだけだとややとっつきにくい面もありますので、サポートサイトにて、コードのダウンロードと利用方法、および各種プログラミング言語のインストールと環境構築についての支援を行っています。

早速、以下でサポートサイトの様子を見てみましょう。

■ コードをDLできるサポートサイトのガイド

本書のサポートサイト( https://quant-macro-book.github.io/ )にアクセスいただくと、以下の画面が登場します。

https://quant-macro-book.github.io/

コードのダウンロード・メニューは、以下のように整理されています。章ごとに(第1~8章+付録)、MATLABPythonJuliaRFortranが、各章の内容の性質にあわせて提供されています(MATLABとJuliaは、分析部分のすべての章をカバーしています)。

各リンクをクリックすると、本書のGitHubリポジトリ内の該当ページにジャンプします。そこからコードをダウンロードしてご利用いただけます。

▶ コードのダウンロード・メニュー

本書の分析で使用したコードは
このサポートサイトから
GitHubリポジトリにジャンプしてダウンロードいただけます

各章をクリックすると、以下のようなページにジャンプします(これは第2章のMATLABコード)。

第2章のMATLABコードのページ

もちろん、一括でのダウンロードも可能です。サポートサイトの以下に進んで「ここ」をクリックすると、一括ダウンロード可能なGitHubリポジトリのページにジャンプします。

一括ダウンロードも可能です!

ジャンプすると、以下のような画面に切り替わります。ここの右上にある「< > Code ▼」のタブをクリックすると、表示されているようなメニューが出てくるので、ひとまずは「Download ZIP」を押せばすべてのコードをダウンロードできます。

本書のGitHubリポジトリから一括ダウンロードも可能

コードのダウンロードに関するご案内は以上です。

初心者向けに、コードの中で解説を細かく加えていますので、まずはぜひ、上記にアクセスしてご覧になってみてください!

■ 各プログラミング言語のインストールと環境構築のガイドも!

本書のサポートサイトでは、本書で用いた各種プログラミング言語のインストール環境設定についての解説もアップしています。VS Codeという汎用的なエディタのインストールと使い方に関する案内も記載しています。

インストールガイドへの直リンクは以下から。
インストール等がはじめての方は、ぜひ参考にご覧ください。

各種プログラミング言語に加えて、エディタ=VS Codeの案内なども!


■ おわりに

本書ではサポートサイトを充実させ、マクロ経済学での数値計算にトライできるように工夫しています。
本書とあわせてぜひ、こちらのサポートサイトもご利用いただけたら幸いです!

▶ 「はしがき」公開中!

なお、本書の「はしがき」を以下の note で公開中です。
あわせてぜひご覧ください!

▶ 主な目次

第Ⅰ部 数値計算の基礎
 第1章 数値計算ことはじめ
 第2章 2期間モデル・3期間モデルと数値計算の概観
 第3章 動的計画法
 第4章 オイラー方程式と時間反復法
第Ⅱ部 応用編
 第5章 格差をどう説明するか̶̶ビューリー・モデルによるアプローチ
 第6章 ライフサイクルで考えるマクロ経済̶̶世代重複モデル
 第7章 ニューケインジアン・モデルの新展開
 第8章 定量的マクロ経済学のフロンティアを覗いてみる
付録
 A 使用したコードについて
 B 数値計算の理論
 C 自己回帰確率過程の離散近似

本書は、『経済セミナー』という雑誌の連載から誕生しました。『経済セミナー』では、経済学のさまざまな学びを提供する特集、連載等のコンテンツを提供しています。ぜひこちらもご覧ください!


サポートに限らず、どんなリアクションでも大変ありがたく思います。リクエスト等々もぜひお送りいただけたら幸いです。本誌とあわあせて、今後もコンテンツ充実に努めて参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。