お宅は「デレデレ」できる家ですか?|子どもの原風景になる住まい
宮脇檀という建築家がこう言っていました。
「家というのは、家族が家族だけでデレデレするための建物だ」
という原点。
(「暮らしをデザインする」より)
これは私が住宅を設計する際に大切にしている言葉です。
実際、自分の家でも日々の暮らしの中で実践しています。
私のウチは「デレデレ」と「ダラダラ」を
(できるだけ)許容する住まいを目指しています。
子どもが生まれてからは、「デレデレ」「ダラダラ」が加速しています。
「建築家は他人の家で好き勝手してる!」
と思われがちですが、そんなんことでもないんですよ。
私の場合は、ホントに地味に設計活動していますし、
「好き勝手してる!(と思われている)」家に
身をもって実践して暮らしています。
これで説得力でたかな??
子どもができてからは、
「子どもの原風景になる家」になっていれば
建築家冥利に尽きると思っています。
(写真は、「谷六の家」縁側|舞台にして遊ぶセガレ)
そうなるための工夫や思惑、逆に失敗したこと、
そしてこの地域のことなど、
日々の暮らしをご紹介していきます。
【追伸】
先日、文具好きが高じて、サクラクレパス「PIGMA」の
愛用者インタビューに載りました。
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