keikoviva

心に響く太鼓の音とビートを求めてラテン世界に10年、アフリカン世界に14年、訪れ住んだ…

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心に響く太鼓の音とビートを求めてラテン世界に10年、アフリカン世界に14年、訪れ住んだ国は 60カ国近く。”Papa wemba& viva la musica" コンゴのアフリカのスーパースターのバンド。 パーカッショニストとして14年、ワールドツアーにも参加。

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  • 常識をくつがえせ!

    カリブ海の自給自足の暮らしから、ニューヨークのスパニッシュハーレムの暮らし、そして、パリのアフリカン暮らしから コンゴ民主共和国の国民的ヒーロー 歌手 Papa wemba&viva la musicaのメンバーになり、ここ数年はキンシャサ(コンゴ民主)を行ったり来たり。ぶっ飛び人生の旅は続くよ、、!!

最近の記事

★Vo.l9 ” 共存! 共生!” なんて叫ぶのは、それができてないからだ。

 この街で写真やビデオを撮ることは、かなり大変だ。まず スマホで撮ろうとすれば、簡単に後ろからでも盗られやすい。特にIponeは、人気なので盗まれる確率は高い。現に数度、盗られそうになったことがあるが、なんとか危険をさっちして難をまぬがれた。一眼レフはもっと目立つし時間がかかるしで、これもまた大変。しかも、今度は警察に捕まる。いや、持って歩いてい流だけでも、警察はマークする。そして、こんな羽目になる。  ”オイ、お前、ここで写真とったな。ここは撮影禁止だ。それは犯罪だ。しかし

    • VOl.17 キンシャサの裏路地で若者5人に囲まれ金をたかられるー! 自分の直感と目を鍛えろ!!

       キンシャサには何度も足を運び、特にここレンバ(地区)は、私がいつも屋台でご飯を食べたり、物を買ったりして、一番よくうろついている街だ。そのせいもありで 次第に知り合いは増える。一人で歩けば、”オイ ケイコじゃないか。タバコ買ってくれよー”と、声がかかる。道端に小さいテーブルの上にタバコが数箱置いてあり、1本、1本でも買える仕組み。こうやって小銭を稼いでいるのだ。  私はタバコを吸わないが、まあここは友達のよしみで数本買っておくかーてな調子なので、いろんな人が外人の私を見つけ

      • Vol.16 明日は ブラックアフリカ 密林王国 コンゴに突入だ!

        いよいよ、キンシャサ(コンゴ民主共和国の首都)に向けて日本を出発するときがきた。 今回はエチオピアはアジスアベバで一泊することにした。あの強烈なコンゴ、キンシャサに突入するには、日本に慣れたきった身体と心をここでリセットする必要があると言うのもありで、ここでストップオーバーして1、2泊することにした。 今日は、ここでゆっくりしようとの街に出て、久しぶりのアフリカの空気に包まれながらエチオピアンコーヒーでも飲みながら昼間はゆっくり過ごし、、。     なんて甘く考えていた

        • Vol.15  時間の概念 誰が時間を区切ったんだー!?

          ”Papa wemba&viva la musica" のバンド練習は年間を通して、土日を除いて ほぼ毎日 行われる。 開始は15時 終了は20時だ。コンサートの前の数日間は、さらに長時間行われるのだが、  その時になると、我々、ミュージシャンだけでも16人程いるのに、さらにそこに、見学人が20人くらいに膨れ上がり、まるでリハーサルと言うよりも本番のコンサートのようにすごい熱気に包まれる。  ミュージシャン達は  ”オイオイ ここはコンサートじゃないんだ。見るならコンサートに

        ★Vo.l9 ” 共存! 共生!” なんて叫ぶのは、それができてないからだ。

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        • 常識をくつがえせ!
          8本

        記事

          VoI. 14 アフリカの原初のパワーと未来的エネルギーの融合!             人が本来持っている 生きる力を呼び覚ます!Jupiter&Okwess Interanational

          ジュピター ボコンジ 率いる ”Jupiter&Okwess International” が日本に再びやってきた。  スキヤキ ミーツ ザ ワールド 2014 で初来日以来の9年振り。 2023年、8月。2度目の日本公演が実現した。   私は 2014年のこの出会いから 数年にわたって、キンシャサに出向き、その度にJupiteの元へ足を運び、毎日の練習を見、参加し、沢山の話もした。 私はコンゴは誇る国民級の大スター”PAPA WEMBA& VIVALAMUSICA"のバンド

          VoI. 14 アフリカの原初のパワーと未来的エネルギーの融合!             人が本来持っている 生きる力を呼び覚ます!Jupiter&Okwess Interanational

          VOL.13 ★2018年の幕開けはキンシャサから!

          今回は、この2年間で4回目のキンシャサ入りだ。いつも治安の悪いキンシャサだが、行く直前になり、さら治安が悪化して、今行くのはまずいと、この数日間、みんなのメッセージや情報が飛び交う。どれもこれも行くな、危険過ぎる、など悪い情報ばかりで否定的になる。結局いつもと同じで、カビラ大統領の任期がとっくに過ぎても居座り選挙もせず、国の状況もどんどん悪くなりで、 それに反対する大きなデモがある。イコール暴動になるだと。特に年末年始は危険。日本在住のコンゴ人は今はやめろと言うし、現地の慎重

          VOL.13 ★2018年の幕開けはキンシャサから!

          Vol.12 キンシャサ クラブ巡り

           ”人生を、命を出し惜しみしてるヒマはない!”   闇に包まれるアフリカの都会の夜の街。 今のアフリカを感じたいと思えば 地元に住む若者達とつるむのが面白い。  彼らが教えてくれる、見ている世界、未来の世界。そして最新の音楽とダンス!  ミュージックシーンも表面的にはアフリカの伝統のものはなくなり近代的?西欧的?になってるが、しかし、そこはアフリカ!ダンスはもちろんだがあの独特の声、リズムの細かい取り方 、グルーブのし方 、生きるエネルギー。 やっぱり、アフリカの遺伝子

          Vol.12 キンシャサ クラブ巡り

          Vol 11. 黒いエレガンス les sapeurs de kinshasa

          アフリカ大陸のど真ん中に広大で濃厚な密林が広がる。その中を、巨大な蛇がうねるように幅10キロメートルに及ぶコンゴ河が流れる。 そして、そのコンゴ川の下流に忽然と浮かび上がる熱気と混沌の街。それが人口約1000万人の大都会、大密林王国?の都、キンシャサだ。 この河を境に北がコンゴ共和国、首都ブラザビル。南がコンゴ民主共和国、首都、キンシャサと二つの国に分けられる。この両都市で”SAPE”という一大ファッションムーブメントが誕生した。サップ、”S

          Vol 11. 黒いエレガンス les sapeurs de kinshasa

          Vol.10 ★バイタクのお兄ちゃ達!    ここは、みんな、パワー全開で生きている!  この一瞬に、すべてをかけるって感じで、   気持ちがいい。             体力や筋力も使わなかったり、全力出さずやってると筋力が衰えて、弱くなっていくように、精神力や生命力みたいなものも同じかなぁと?

           東南アジアやアフリカ諸国などの南の国々では、普通によく見るバイクのタクシー、略してバイタク。私もああちこち旅していてよくこのチョイ過激な?最も安い交通機関をよく使った。これを乗りこなせば、もはや地元民という感じでいい!(何がいいのか?)        ここ、キンシャサももれなくバイタクが付いてくる。しかし、私はこの街では、バイタクに乗るのだけは ごめんだ。絶対 乗りたくないとずっと乗らなかったのだ。 とにかく道路事情、交通事情、どちらも最悪、最低!なキンシャサだ!(後、

          Vol.10 ★バイタクのお兄ちゃ達!    ここは、みんな、パワー全開で生きている!  この一瞬に、すべてをかけるって感じで、   気持ちがいい。             体力や筋力も使わなかったり、全力出さずやってると筋力が衰えて、弱くなっていくように、精神力や生命力みたいなものも同じかなぁと?

          Vol 9 ★キンシャサ ミッドナイト クラブ ツアー!!                アフリカの大自然の懐に抱かれる大都会、キンシャサー!                今夜も音と光がキラキラ✨夜空を飾る。

           超やばい!! けど、楽しすぎるキンシャサ!     毎日がドラマだ! 人間って面白い! 人生って美しい! と思える時間が、たくさんあるのは幸せだ。       こんな遊んでていいのか? これでいいのか? きっと、これでいいのだ!  暗闇の中に浮かび上がるキンシャサの街は、 小さな灯り、爆音、車と人の洪水、、、! まるで街がうごめいているようだ。   " 今を 深く濃く味わいつくせ! "

          Vol 9 ★キンシャサ ミッドナイト クラブ ツアー!!                アフリカの大自然の懐に抱かれる大都会、キンシャサー!                今夜も音と光がキラキラ✨夜空を飾る。

          Vol 8.キンシャサに突入!

          ★ここは赤道直下のアフリカの心臓部、コンゴ。それはそのまま、地球の鼓動でもあるかようだ。  日本を出発して、エチオピアはアジスアベバで一泊。あの強烈なコンゴ、キンシャサに突入するには、日本に慣れた身体と心をここでリセットする必要があると言うのもありでここでちょっと休憩。明日はキンシャサだと思うとワクワク、ウキウキ、の楽しさの反面、超久々のコンゴ。やっぱりちょっとは緊張もあったのか、なかなか寝付かれないでベットに横たわっていたら、不思議な体験をした。  私の左肩に人ではない何

          Vol 8.キンシャサに突入!

          Vol 7.再び、キンシャサに行く決心をした日!

          ★どの時も自分の耳で生の音を聴いて、これだと思ったものに対してはまっすぐに、ただそれに向かって突き進み行動してきた。それがどんなに周りから反対されようが、関係ない。  私自身が決めた事だ。そうやって私は大きな人生の選択をしてきた。   自分の耳を100%信じブレない。誰がなんと言おうと自分はこれ!                    私の人生は、音と人の出会いによって、導かれているようだ。  カリブ海諸国など、数年の音楽放浪旅の中で、コンガ(太鼓)をやる決心をして帰国。東

          Vol 7.再び、キンシャサに行く決心をした日!

          Vol 6.★アフリカンポリリズムは宇宙感が遺伝子のように組みみまれている。

           私の両脇に黒い男達がズラーッと一列に並ぶ。ロコレ(スリットドラム)の合図で、一斉に太鼓を叩き出す。身も心も引き締まる緊張の一瞬だ。太鼓の音が鳴り響く中、  「ケイコ オラリ? お前 寝てんのか?音が聞こえんぞ!」 と、声が飛ぶ。逞しい黒い男達の中で叩くのは大変だ。 ああ、もうダメだ。腕が痛い。もうこれ以上は大きな音も速いテンポも無理だ。もう続けられないよ。 しかし、ここでやめるわけにはいかないと言う極限状態で叩いていると、突然、みんなの醸し出す音とリズムが大きくうねるような

          Vol 6.★アフリカンポリリズムは宇宙感が遺伝子のように組みみまれている。

          Vol 5.★密林から放つ進化したリズムは新しい時代の音楽革命に変わった。      内なるレボリューション。    Jupiter&Okwess international

           国土のほとんどが密林に囲まれているコンゴは、奥地で暮らしているピグミーや少数の部族を除けば、あとは河の流域や 大密林の中の平野部で暮らしている。 400以上の部族が住み、それぞれが異なるリズム、音楽、言語、文化を持っている。そして、現在はさらにそれらの伝統音楽をベースに進化させ、今に生きる音楽をも作っている。  近年、来日も果たした”KONONO No1" や "KASAI ALL STARS" などは、こういう音楽の代表格とも言える。前者はアンゴラとの国境近くのゾンバ

          Vol 5.★密林から放つ進化したリズムは新しい時代の音楽革命に変わった。      内なるレボリューション。    Jupiter&Okwess international

          Vol 4.★明日のキンシャサのサウンドトラック     コンゴ エレクトロニック ジャンク バンド (Congolese Electronic Junk Band)

          ★サバイバルはクリエイション! “ あなた達が、汚い、貧しい、危ないと切り捨てていったもの達の生と死をかけたサバイバルは、私達をクリエイティブにしてくれる。雑草のように強い生命力で、今、華開く!”  コンゴ民主共和国の首都、キンシャサのゲットーから生まれた音楽集団 "KOKOKO" 独創的でサイケデリックで、トランスを誘発するような新しい音楽スタイルのグループだ。彼らの楽器はすべて、タイプライター、空き缶、プラスチックボトルなど路上に捨ててある廃棄物を再利用し、自分たち

          Vol 4.★明日のキンシャサのサウンドトラック     コンゴ エレクトロニック ジャンク バンド (Congolese Electronic Junk Band)

          Vol 3. ラップ アフリカン!        ★自分達の文化の純度を上げ、新しいスタイルを作りあげる。

          キンシャサの夜の街は何もかもが濃い。 街は暗闇の中に浮かび上がる。 音と光、車と人の洪水。 街がうごめいている。 闇に包まれるアフリカ熱帯ジャングルの都。          kinshasa キンシャサ!!      "今を 楽しめ、この瞬間を楽しめ、深く濃く味わいつくせ!"                     そう 聞こえる。 地元のゲットーに住む若者達とつるんで遊んでいると、今の アフリカの世界が見れて面白い。彼らが教えてくれる 見ている世界

          Vol 3. ラップ アフリカン!        ★自分達の文化の純度を上げ、新しいスタイルを作りあげる。