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【第四話】必要とされる喜び〜人のお手伝いから仕事を始めた私〜

《専業主婦だった私の初仕事》

最初は手伝いのつもりで働いたのです。
しかし昔から負けず嫌いな私。

途中で投げ出す事は本当に嫌いだったのです。

そんな私を尻目に、先生方はどんどん辞めていく。
そう最後まで残ったのが私だったのですw

・専業主婦から社会と関わる喜び。
・必要とされる喜び。
を感じた私は大丸百貨店でのパートの募集に応募してみたのです。

なぜ、大丸さんを選んだのか?


それは、時給が10円高かったのですw
10円は貴重ですw

そしてその募集は40歳までの年齢制限がありました。
その時は私は42歳w


私は年齢を誤魔化して百貨店での仕事を始めたのでした。

当時の時給は510円。
土日の私は暇でした。
時間も選べて11時から15時。
制服も貸してくれて週3日間。
殆ど働いた事もない私にとってその仕事はとても魅力的に映ったのです。

結局、気付けば8年もそこで働いていたのです。子供服売り場でも長く働きました。

給料をもらったら、その全ては子供服のファミリアに消えてしまいましたw
だって女の子の服は可愛くて仕方なかったのです。

ある時、その百貨店にて
【オールセールス運動】
と言うのが始まったのです。

これは全社員がセールスマンとなり売上をあげて行こうと言う運動でした。

私はスーツでも何でも売ったのです。色々な方へチラシを配りましま。
《チラシに紹介者名を書いて配る》
という単純なものであり、

今で言うアフィリエイト広告のリアル版?チラシ版というものでしょうか?

そのオールセールス運動にて。。。

なんと!私の売上が一番になったのです!


自宅で様々な催し物をして友人達を集めていた経験が役に立ったのかも知れません。
そこでのお友達たちにチラシを配り、配ってもらうのをお願いをしたのでした。

凄い反響でした。

しかし私はそこを辞める事を決心しました。

ある日、辞める理由を上司に尋ねられました。
そして何度も引き留めて頂きました。


1人で凄い売上を上げるただの主婦。
働いた事もない普通の主婦を引き留めて頂け、必要としていただき私は嬉しかったです。


《なぜ辞めたのか?》


『これを自分でやったらなー?』
と漠然と考えていた私が居たのです。


勤めていて、それはそれで楽しかったし頂いたお給料で娘の服は増えましたw

しかし
私は考えたのです。

【同じ働くなら自分でやった方が良い】


いくら頑張って売上を上げても給料が上がるわけでは無かったのですから。

散々引き留められた私。
手芸とか自分のやりたかったことで自分自身のビジネスを始めてみたかったのです。

必要とされた事によって、
働いた事もない主婦が働いてみて、
その働く事に、社会と繋がる事に魅了されたのでした。

オールセールス運動で一番になった私。


「これが自分の商売だったら?」

いつしか自身のビジネスを立ち上げる事に興味を持っていたのでした。


2人の息子たちは、後に私と一緒に事業を手伝ってくれました。
そして娘は自身の夢を叶えて声優になったのです。


宝塚女優を目指していた娘は、声優という仕事を知り、それを志したのです。
その声優を志したときに、最初に相談したのも兄であったと語っていて私はとても嬉しかったのです。
みんな良い子に育ってくれたのです。


NHKの「おかあさんといっしょ」の人形劇でスプー役であった《橘ひかり》こそが私の娘です。

「ママは仕事が好きなんでしょ?」


と、娘から言われた事は覚えています。

その後、私は事業にのめり込み、娘が多感な時期に私は家には居なかったのです。
母として彼女には申し訳なかったと思う事もあります。


「ママは仕事が好きなんでしょ?」


私が愛していたのは娘です。
しかしその時の私は自分を抑える事が出来なかった。
それほどまでに私は衝撃的な出会いがあったのです。


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◆【エピローグ】

◆【第一話】私とは?裕福な家庭で何不自由なく育った私〜生まれ育ち〜

◆【第二話】私の結婚観〜結婚してから好きになるもの、と言う母の教え〜

◆【第三話】華麗なる主婦生活〜上流階級?の主婦たちの生活とは?〜

◆【第五話】主婦が独立〜大嫌いだったパンを食べた途端に感動に包まれた〜

◆【第六話】私を支えてくれた次男の死〜拡大戦略と初めての失敗・転機〜

◆【第七話】時代の変わり目。そしてコロナによる大打撃〜事故で生死を彷徨った私〜

◆【第八話 最終回】85歳の私のこれから〜人生が終わる瞬間まで、現役で働くことが出来るのは「インターネット」だけ〜

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