知彼知己 百戰不殆 = 知るということ
こんにちは。
ケイジ4世です。
『彼を知り己を知らば百戦して殆うからず』。『孫子の兵法』の中であまりにも有名な一文です。
『孫子の兵法』とは
日本人には『風林火山』の方が馴染みが深いかもしれませんね。
武田信玄公の果たしてに使われていて、もしかすると『風林火山』は武田信玄のオリジナルと思っている人も少なくないかも知れません。
実は中国の『孫子』が書いたとされる書物から引用しています。
『孫子』と言っても1人ではありません。漢文の授業でも出てきた『孔子』は『孔仲尼』という人で、『孔』が苗字で『仲尼』はファーストネームです。
『子』というのは尊称です。要するに『孔さま』みたいなかんじですね。
なので、『孫子』は『孫さま』です。
といか、『孫さまたち』ですね。
『孫子の兵法』は『孫武』という人とその子孫の『孫臏』という人がまとめたとされています。
2人は当時の代表する兵法家でして、まぁ先生です。
いろいろな『兵法書』がありますが、やはり中では『孫子』が1番有名ですね。
色々な経営者が愛読していて影響を受けているようです。
知彼知己 百戰不殆、、。
全文はこうです。
『知彼知己 百戰不殆』
『不知彼而知己 一勝一負』
『不知彼不知己 毎戰必殆』
で、読み方はこうです。
『彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず』
『彼を知らず己を知れば、一勝一敗する』
『彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆うし』
一文目の意味は、
相手の能力や特性、力がどのくらいかわかって、自分の力がどのくらいかを知ること。そうすることによって、分析できるし、戦い方を練ることも出来ます。
運や不運はあるかも知れませんが、基本的には勝つことができるわけです。
また、どうやっても勝てないとわかれば戦わないという選択をすれば負けることはなくなります。
なので、リサーチと戦略が大切だということです。
二文目と三文目の意味は、そこから不足している情報量や戦略したいで、勝率が減ってくるということを言っています。
『彼を知る』
相手の力、特性、得手不得手を調べる。
材料の質やコスト、工法とかマーケティング調査など。
戦争に関わらず仕事でも、対人でも、情報をどれだけ把握できるのかが大切です。
私の施工管理という仕事で例えるなら、顧客の情報、キーマン、建設場所のリサーチ、近隣情報、交通状況、インフラの状況や連絡先、その他もちろん建物を建てるための情報など様々なわけです。
それらを出来るだけ細かに正確に知ること、そして整理することが、これにあたることになります。
やったことはないですが、今勉強しているFPの仕事なんかも顧客の情報や意向、また気にしていること、心配事など、顧客に関することをどこまで汲み取れるかがキーになるのでしょう。(知らないけど)
『己を知る』
『孫子』の時代では、兵法家として、軍師として、自国の事、将軍の情報や性質、兵の数、国の財源、生産性、季節や天候など、把握することで相手に合わせた戦略を立てていたわけです。
現代でも取引において、同様のことがいえるのでしょう。
また、個人に置き換えて考えてみました。
私がそうなんですが、意外と自分のことってわかっていなかったりします。
自分に何ができるのか、またしたいのか?
いや、この『己を知る』に関してはかなり長くなりそうなのでまた別の機会にします。
次回以降にします
今回は、私の好きな『歴史』をテーマにしてみました。
『歴史』をテーマにすればなんか沢山書けそうだなと、おもいました。
よかったら今後こちらにまとめていきます。
また見てやってください。
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