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【エッセイ】けーすけの独り言

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大人になっても「妄想」と「いたずら」がやめられない『けーすけ』が、日常をゆるく綴るエッセイ。不定期で更新中。
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2023年6月の記事一覧

第八話 叱責のない面会室

この記事はシリーズものです。 最初からお読みになりたいかたは、こちらから。 面会室の扉に…

けーすけ
1年前
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第七話 失恋間近の二十六歳の僕へ

この記事はシリーズものです。 最初からお読みになりたいかたは、こちらから。 二十六歳の僕…

けーすけ
1年前
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第六話 愛と現実の狭間で

この記事はシリーズものです。 最初からお読みになりたいかたは、こちらから。 胸が上下する…

けーすけ
1年前
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第五話 いつ帰れるのかわからない僕を待つ人

この記事はシリーズものです。 最初からお読みになりたいかたは、こちらから。 「中村美紀さ…

けーすけ
1年前
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第四話 チャンスの神様の前髪は突然に

この記事はシリーズものです。 前作をお読みになりたいかたは、こちら。 あるとき、栗刑事か…

けーすけ
1年前
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第三話 僕を口説いたクリ刑事

この記事はシリーズものです。 前作をお読みになりたいかたは、こちら。 「おまえは、男とし…

けーすけ
1年前
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第二話 はじめての留置場は廃墟のようだった

前回の記事をお読みでない方は、こちらからどうぞ。 窓も時計もない殺風景な部屋のなかに、机と椅子だけが置いてあった。 取り調べをする刑事と補佐役の刑事の二人が、次々と僕に質問を投げてくる。 どのくらい時間が経ったのか、まったくわからない。 「知らないってどういうことだ。いつまでもその言い訳が通ると思うなよ」 僕の向かい側に座る刑事が、飽きれた声で言った。 当初、僕は兄貴たちから、口を割るなと指示されていた。 何も知らないと言い張っていれば、そのうち釈放される、と。

発信してたら自分が見えてきた

意地でも書いてやる。 そう思いながら、これを書いている。 僕は「やる」と言いながら「やら…

けーすけ
1年前
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第一話 僕は才能を人生のどん底で知った

あんな状況で、自分の才能を知ることになるとは思わなかった。 「あなたには文章を書く才能が…

けーすけ
1年前
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記憶の押入れのなかにある思い出

ブルブルブルブルブルブル。 カタカタカタカタカタカタ。 まるくて黒い塊が、規則正しく上下…

けーすけ
1年前
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乳房を取ってせいせいしてたら、人生を突きつけられた

むかし、むかし、あるところに、自分の乳房を取りたいと悩む少女がいた。 その名は、乳 取子…

けーすけ
1年前
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俺、母さんと同じこと自分にしてたわ

文章の書き方のことで、たまに相談を受けることがある。 たとえば、こんな感じだ。 「何を書…

けーすけ
1年前
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仕事を辞めた理由は、手に乳

僕の仕事は物書きだ。 かれこれ7年くらいフリーでやっている。 仕事の浮き沈みはあるけれど…

けーすけ
1年前
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