イラン旅行記⑥~約3000年前の巨大神殿ジッグラトへ
こんにちは!!
全然関係ありませんが、今日は子どもがちょうど100日を迎えました!!!
お食い初めの準備もしながらかつかつの更新です。(笑)
前回、アフワーズからスサへの観光を紹介しましたが、同じ日の続きとなります。
スサの観光を午前中に終え、我々一行は待ってもらっていたタクシーで古代エラム王国の都市遺跡ハフトテペに行こうとしましたが、そこへの道が通行止めで行けず断念。ハフトテペには博物館もあり、この後紹介するチョガ・ザンビールからの発掘品も展示されているそうです。
すぐに行き先を切り替えて近くにあるエラム王国時代のジッグラトの遺跡であるチョガ・ザンビールへと向かいました。
ジッグラトというのはメソポタミア文明で作られた日干し煉瓦でつくられたピラミッド状の神殿です。古代ギリシャの歴史家ヘロドトスが記した『歴史』にも登場し、旧約聖書のバベルの塔は、バビロンにあったジッグラトが伝説化したものともいわれています
世界史の教科書に載っているのはイラクのウルのジッグラトです。
あれは一部復元された姿になります。
チョガ・ザンビールのジッグラトは紀元前1250年頃にエラム王国の王によって建てられ、その後アッシリアのアッシュル・バニパル王によって破壊されてしまいました。そして、1935年、油田調査をしている最中に発見され、最も保存状態の良いジッグラトとして知られ、1979年にイランで初めて世界遺産に登録されました。
説明が長くなりました。
正直いうと、私はチョガ・ザンビールへは友人の希望で連れてこられ、最初は期待をしていなかったのですが、
タクシーから遠目で見た一瞬で
大迫力!!!
見学料は確か取られた気がします、恐らく50万レアル(約500円)。
さらに近づいて、この巨大な建造物が3000年以上も前に作られたものであると想像すると興奮が止まりません。現在残っている遺構の高さは25m(マンションで7~8階くらい)で、完全な状態の2分の1程度の高さだそうである。
チョガザンビールを見終わった後、運転手が礼拝をするから少し待っていてくれとお願いされました。だからこの時点で13時頃です。
仕事が生活の中で最上位の価値とされがちである日本に対して、仕事より上位の価値を持つ信仰を優先させることが当たり前である文化をうらやましくも思いました。
その後、もう1つの世界遺産であるシューシュタルにあるサーサーン朝ペルシア時代の水利施設へ行ってくれとタクシーの運転手に頼み、車で約1時間。
ついたのはこちら
え?これ?ほんとに?
何度運転手にきいてもシューシュタルはここだと言われ、周りに何の説明もないのでここで正しいのか分からず。おそらく違う(笑)
荏原製作所のウェブサイトに載っていた本物はこちら。
だけど、チョガ・ザンビールで満たされていた我々は仕方ないということで、ここで切り上げてアフワーズのバスターミナルへとタクシーで戻りました。
これで運賃はなんと!!
300万イランレアル(3000円程度)
でした。
もしかしたら高めに吹っ掛けられたのかもしれませんが、こちらとしては1日連れまわしてもらってこの価格で十分満足でした。
そのあと、夜行バスまで時間があったので少しだけアフワーズの市街地を散歩しましました。
ということで、以上アフワーズ編でした。
かなり交通アクセスは悪いですが、魅力的な遺跡が周囲にたくさんある都市です。イラン行った際はぜひ訪れてみて下さい。
そして、ペルセポリスを訪ねるために夜行バスで、シラーズへ
(2日連続の夜行バス…若かったな)
次回シラーズ編お楽しみに!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?