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朝鮮半島の歴史

司馬遼太郎さんの「街道をゆく」に初めて挑戦。

たまたま手に取ったのがこちらの第2巻。

「街道をゆく」は全部で43巻あるんですね。

ぼちぼち読めていけたらいいかなと思っています。

で、こちらの第2巻の内容ですが、朝鮮半島の歴史が興味深く書かれていて面白かった。

また、後半部分では、朝鮮人の気質みたいな描写がありました。

朝鮮人は一般に慇懃ではない。国風の特徴であり、それ自体は決してわるくはなく、たとえばその傾向が国際会議場などで見る場合、日本人のペコペコ傾向よりもはるかに凛然としていてうらやましくなる。

以上の記述を読むと、いかに司馬さんがこれまでの日本人観を作ってきたかが分かる。そして、朝鮮人の気質を最後には決して悪いことではない、とかなり気を遣って書いているのが分かるのである。

「司馬史観」なんて結構言われてますが、こちらの本はその傾向がかなり如実に出ている感じがします。

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