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梅仕事 ~2024~

昨日の投稿から早速、植物から少し脱線します。
今日は、「梅仕事」についてお話します。


~梅仕事~

時期になるとお店では
梅や果実瓶、氷砂糖などが入り口に並んで
あぁ、今年もこの季節がやって来たんだなぁと
なんだか少しそわそわして
嬉しい気持ちになります。

我が家ではもともと梅仕事をする習慣がなく、
梅シロップや梅酒を漬けたり、
梅干しや梅ジャムを作ったり、
意外と手作りできるレシピがたくさんあることを
大人になってから知りました。
(おばあちゃんの梅干し、なんて憧れはありました)

小さい頃から梅が大好きだったので
大人になってからはレシピを見て
毎年少しずつ試しながら覚えていきました。

そして、今では「梅仕事」がとても楽しい!
毎年、季節を感じられる楽しみのひとつです。

旬の梅を使って作る、お手製の保存食。

今日はそんな梅仕事のお話です。

~定番メニュー~

ここからは私が毎年作る
定番メニューを紹介します。

販売されている状態によって、
梅には青梅と完熟梅がありますので
それぞれご紹介します。


・青梅

青梅

コロコロしていてしっかり固く、
きれいな緑色です。

一般的に青梅はシロップや梅酒に向いています。
生の青梅はアクが強く、生食はできません。
また未熟な青梅にはシアン化合物という
天然の毒素があるため、より注意が必要です。

青梅では、
①梅酒・梅シロップ
②青梅のはちみつ漬け を作っています。

はじめた頃は、まずは梅酒から作っていました。

昨年の梅酒~素晴らしい琥珀色~


①梅酒は昨年漬けた分が残っているので
今年は少量で梅シロップにしました。

梅酒の方が失敗が少なく、
お酒がお好きな方はおすすめです!

②青梅のはちみつ漬けは
榎本美沙さんの動画を見ながら作っています。

本当に最高です。
こちらの副産物で梅のめんつゆ、
塩はちみつ梅シロップもできます。


・完熟梅

完熟梅

桃のようなフルーティーであま~い匂いが
部屋中に立ちこめて、とても癒されます。

青梅と異なり、完熟梅は
生でも食べることができます。

生食してみました

味はすっぱいプラムというような感じです。
フルーツ感が強く、私は生で食べるのも好きです。

完熟梅では、
①梅干し
②梅ジャム
③梅味噌 を作ります。

①定番はやっぱり梅干しです。

昨年の梅干し~果肉もたっぷり~

これは昨年作った梅干しなのですが、
どこに出しても恥ずかしくない
完璧な梅干しでした。

今年も、つい昨日漬け込みを行ったところです。

ジップロックで梅干しの漬け込み

ズボラでもできるジップロック漬けです。

梅がしっかり梅酢につかるまでは、
朝に起きては梅をもみもみ。
夜帰ってきては梅をもみもみ。

今年も美味しくなりますように。

②梅ジャムはこんなかんじ。

梅ジャム~鮮やかでフルーティー~

甘いジャムがあまり得意ではないので
こちらも榎本美沙さんの動画を参考に
完熟梅とハチミツだけで作れる、
すっぱさも残っている梅ジャムです。


梅ジャムは他のメニューとは違って
作ってすぐ食べられるのも魅力です。

早速ヨーグルトにかけて


③梅味噌はお肉にも魚にも野菜にも合う、
万能調味料としてとても活躍してくれます。

梅味噌の仕込み

作る工程もとても簡単で、
今年の分は既に冷蔵庫に寝かせてあります。


~おまけ~


碧瑠璃鸞鳳玉

梅仕事でバタバタしている私を労うかのように
サボテンの花が咲いてくれました。

忘れた頃に今年の梅干と梅味噌の完成を
載せたいと思います。

楽しんで梅仕事やっていきましょう~🌠

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