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【読書#5】サラリーマンから卒業する方法

仕事で理不尽な要求、上司に合わせないといけない飲み会、指示されないと動くことはできない苦しさ。

そんなサラリーマンから抜け出したい。

ならば抜け出してみるか?

【起業のすすめ】という本を紹介する。
今を変えたい。自分で仕事を作り上げたい。生活のための仕事が苦痛。
そんな方にとっておすすめの本だ。

サラリーマン時代の終焉

この本を簡単にまとめると、
真面目に学校に行き、働けば、安定した仕事があり、結婚相手も職場で見つけやすくなり、精神的な安定が手に入り、年功序列、終身雇用が補償される『普通』はもう終わったのだから、自分で動いて今の時代を生きろ。

どのサイト見てもニュースを見ても悲しいことばかり。日本は終わった。海外に行こう。政治も終わった。世界に置いて行かれた。終わった。

悔しすぎる。確かに終わったかもしれない。しかしそこで思考停止して指をしゃぶってボケーっとしていても何も変わらない。終わったなら、給与が減ったなら、自分で行動するしかない。

起業家になる5つの理由

日本人の9割がサラリーマンという今の時代、起業することはチャンスになる。まず起業家になるべき5つの理由として、

  • サラリーマン思考からの卒業

  • キャリアアップにつながる

  • 金銭的な報酬が大きくなる

  • 人生の自由を得られる

  • 社会を変えられる

給与が減っていき、税金が増え、年功序列・終身雇用がなくなった今、サラリーマンでいるリスクは大きい。「給与さえもらえれば会社なんてどうでもいい」という人間はいざ会社に捨てられると生きられない。会社はもう守ってくれない。だからこそ早くサラリーマン思考から抜け出さないといけないのだ。

サラリーマンを否定しているのではない。私も実際4年間営業サラリーマンとして生きていた時代がある。

自分の生きるためのお金を他人(会社)に握られていては衰退していく。ということだ。常日頃からいつ捨てられても生きていけるように準備しておきたいということ。

起業にまつわる5つの誤解

本書では起業の誤解として、

  • 若くないといけない

  • お金がないといけない

  • 失敗=借金地獄

  • エリートしかなれない

  • チャラいイメージ

これらをあげている。起業=若者の特権ではなく、失敗したからといいって何十億の借金を背負う必要もない。起業はローリスク・ハイリターンが得られる。

起業を成功させる5つのステップ

じゃあ今すぐ起業だ。ということにはならない。そんな簡単にできれば誰も苦労することはない。準備が必要だ。起業を成功させる5つのステップとして、

  • 自己分析

  • ミッション・ビジョン・バリュー

  • 事業づくり

  • パートナー探し

  • 資本制作、ファイナンス

を解説している。

まず己を知ること。何が強みか?弱みは?己を知ることで戦略を良い方向に練ることができる。自己分析のおすすめとしていろいろあげているが、私はこちらを試した。

結構細かく分析できるのでおすすめ。

本書では残りのステップについて解説しているので興味のある方はぜひ一度、手に取ってほしい。

起業することの意味

ずっとこの会社でいいのか?給与が下がり、特にやりたい仕事でもなく、ただ出社してぼけ〜っと過ごして1日が終わるこの生活でいいのか?何かわからない先の見えない不安に毎日が憂鬱だった。

何を始めたらいいのか?

資格も学歴もない、どうしたらいいのか?

答えが副業からの起業だった。
いきなり今の仕事を辞めては生活できない。だったら副業をして本業の収入を超えたら辞める。凡人はそこからスタートしたほうが失敗する確率が減る。

これからの時代、個人で稼ぐことが重要になってくる。起業が難しくても副業から始めてみるのも悪くない。10年後に笑って過ごせるのは今の行動の延長線上にあるのだから。

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