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【絵本】『おならをならしたい』

おならをならしたい


あらすじ

2012年発売の『おしりをしりたい』(小学館)に続く、「おもしろくてためになる」最新作の登場です。
『おしりをしりたい』にも登場の仲良し三人組。今回はどうやら、「おなら」に興味津々のようです。おならの音を出すのって、意外とむずかしい。なぜ音が出るのか?なぜ「おなら」というのか?等々、子どもたちにとって、たまらなく興味深い話が展開していきます。
しかも、ただおもしろいだけでは終わらないのがこの絵本。読み進めていけば、おならの出る仕組み、音の正体など、いつの間にかいろいろなことがわかってしまいます。これぞまさに、おもしろくてためになる、おならの絵本の決定版!

出版社からの内容紹介

感想

去年の夏、書店で「これが欲しい」と息子が選んだのが、この『おならをならしたい』と『大ピンチずかん』でした。

(両方とも作者は鈴木のりたけさん。『大ピンチずかん』我が家に1~2巻あるのでまた感想を書きたいです。)

もう、タイトルからしておもしろい。
しかもテーマが「おなら」。
そりゃ下ネタ大好き男子なら惹かれるよね~!と、購入。

でもこの絵本、ただおもしろいだけじゃないんです。

「おなら」と「へ」の違いや
「おなら」の語源について言及していたり、
おならの出る仕組みや音の違いを紐解いたり…
おならに関する知識が盛りだくさん。

まさに「おならを科学する絵本」なんです。

私も知らないことがたくさんで、息子と一緒に読みながら思わず「へぇ~」と呟いてしまいました。おならだけに。

主人公の3人組の子ども達が、「天の声」的な存在と問答する形で物語が進行していくのですが、読み手が3人と同じ目線で読み進められるのもまた良い。

『おならをならしたい』、おもしろいことが大好きで好奇心いっぱいのお子さんにおすすめです。

ちなみに、この絵本は2012年発売の『おしりをしりたい』の続編になります。

こちらもタイトルからしてシャレが効いてるし、遊び心がありつつ勉強になる内容でおもしろい。

ぜひ『おならをならしたい』と併せてご覧ください♪

お世話になった幼稚園に

息子が3年間通った幼稚園を卒園しました。

お世話になった園へのお礼の気持ちを込めて、絵本を2冊贈りました。

息子から1冊、私から1冊ということで、息子が選んだのがこの絵本でした。

(私は、まつおりかこさん著『たからもののあなた』を選びました。)

その後 園に行っていないので、先生方がこの本を見てどんな反応をされたのかは分かりませんが、きっと「○○くん(息子)らしい選書」と思ってもらえたんじゃないかな。笑

おふざけが大好きで好奇心旺盛な息子が贈った『おならをならしたい』。
お世話になった園のために、そして在園児のためになるとうれしいです。

書誌情報

『おならをならしたい』
作・絵:鈴木のりたけ
出版社:小学館
発行年:2015年

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