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自分は絶対にトップ営業パーソンになれない #204

どんな分野においても、本当のトップ層は突き抜けているなーと。

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今、社員数一万人近い営業会社で働いています。同期だけで数百人近い営業パーソンがいます。

ハキハキしていて、服装も身だしなみもパリッとしている”ザ”営業マン。誰からも好かれそうだが、大人しくて気が弱そう。ただ、何故か売れまくっている営業マン。人のふところに入り込むのが上手い営業ウーマン。ガチガチのロジックで、お客様の信頼を勝ち取っている営業マン。

本当に、いろいろなタイプの営業と出会いました。「このやり方(HOW)でないとトップをとれない」というものは無いと思っています。(トップを取りやすい営業の特徴はあります)

では、どんな人がトップ営業になるのか。私なりの見解です。

■Wantが強すぎる営業パーソン

「自分がどんな姿でありたい(Want)のか。そのための行動であれば、どのようなこともいとわない」私の知っている、トップ営業と呼ばれている人に共通する部分です。

やる気や目標、こんな生やさしいものではない。生きるか死ぬか。やるかやられるか。確固たる自分があり、その実現にむけて突っ走ることができる人達です。

ここについては、社会人になってから後天的に身につけられるものではないと感じます。学生時代の過ごしかた、親の教育などに依存する部分が大きく、社会人になってから切り替わる人は本当にごく僅か。実際に切り替わっている人は、人生において数回しかないような強烈なイベント(身内や自分の不幸、失恋)を経験した人ではないでしょうか。

例えば私の場合、あまり不自由せずにここまで生きてきました。争いごとも好きではありません。トップに立つことの虚しさも知っています。そうなると、「自分でここまでやれたらいいな」と思っている部分までやり抜けると、正直なところ満足してしまいます。表題の方々のような「Wantを原動力とした”推進力”」はないわけです。

このあたりについては、「自分の性格はこうなんだ」と思って割り切るしかないと思います。どんな状況であれ、いいところもあれば悪いところもある。理解して受容して、「でも幸せだ」と思えたら素敵ですね。



ニコラス




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