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健康管理も仕事のうち

『社会人は健康管理も仕事』という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。「仕事であれば対価を払って欲しい」という冗談は抜きにして、心身の健康と仕事のパフォーマンスは密接していることは間違いないと思います。

今回は、健康管理について私なりの考えを書いていきたいと思います。

1. 風邪はひくもの。

風邪、特にインフルエンザ等のウイルス性のものは、予防、健康管理をしていてもかかる時はかかります。かかってしまったものは仕方ありません、しっかり休んで一日も早く治しましょう。風邪を引いたことを責めるような同僚がいたら、その人が風邪をひいたときにはしっかり嫌味を言いましょう笑。

2. 健康管理は、高いパフォーマンスを長期的に発揮するために行う。

現在の状況がよほど悪くない限り、健康状態を整えたからといって、仕事のパフォーマンスが何倍にもなるということは考えにくいです。ただし、健康状態と集中力、判断力は間違いなく比例します。ぼーっとした頭では正しい判断ができない恐れがあります。日々の差はわずかでも、それが積み重なると非常に大きな差になります。だからこそ健康管理が重要なのです。

3. 加齢とともに体は弱くなる

これを実感している方は多いと思います。私自身、健康管理には気を遣ってきたという自負がありますが、それでも30歳を超えたいま、20代前半の頃と比べると確実に衰えているのを感じます。お酒を飲めば以前より残るようになりましたし、以前ほどスッキリと目覚めることもありません。筋トレ後の疲労の抜けも遅くなったと感じています。昔から苦手でしたが、今は徹夜して飲むなんて出来ません。こればかりは向き合っていかなくてはなりません。

4. 睡眠とパフォーマンス

睡眠不足だと集中力が低下しパフォーマンスが低下することは各種データが示している通りです。

まず睡眠量について。個人差が大きいとされますが、一般的には7時間以上が推奨されることが多いように思います。これを目安にあとは個人の実感、体感に合わせて調整すれば良いと思います。
私は6時間寝た場合と、6時間半寝た場合で、体力、気力の回復具合が大きく変わります(しっかり筋トレした日は8時間)。一方、6時間半と7時間では大きな差は感じません。そのため、6時間半を目標にしています。

※このように書いておきながら、どうしても一気に勉強したいことがあるため、最近の睡眠時間は4時間半くらいです。睡眠の重要性を説明した記事中に書くのもアレですが、翌日のパフォーマンスを多少犠牲にしてでも投資する価値があることであれば、それに没頭するのはアリだとも思います。

次に睡眠の質です。これも良く言われていますが、寝る前にテレビやスマホを見る時間を減らすだけで寝つきが良くなります。また、人間は体温が低下するタイミングで、眠気を感じる性質があるため、それを利用して就寝時間の1時間前くらいに入浴することも有効です。ゆったりとストレッチ等を行い、副交感神経を活発にし、リラックス効果を得ることも良いですね。

私はもともと寝つきが良い方ではありますが、ベッドに入る30分前くらいからはスマホを見ないようにしてから、これまで以上にスムーズに眠れるようになったように思います。また、時差ボケ時や長時間のフライト前、ダイエット中でお腹が空いて眠りにくいときは「メラトニン」というサプリメント(5グラム)を飲んでいます。

また、肉体疲労は横たわっているだけで結構回復します。つまり、肉体的疲労がひどいときにゴロゴロするのは合理的な行動なのです。

5. 食事とパフォーマンス

体は食べたもので出来上がっています。特に三大栄養素と呼ばれる、炭水化物、たんぱく質、脂質から出来上がっています。

ダイエット記事でも書きましたが、炭水化物は頭、身体を動かすエネルギー源となります。タンパク質も骨、血液、肌、髪など、身体を作っているものです。嫌われがちな脂質もホルモンの分泌機能の維持には欠かせません。ビタミン、ミネラルも、摂った栄養を体に吸収させ、使用するために必要なものです。極端に偏ると体調不良に陥ります。

結論としては、あたりまえの話ですが、バランス良い食事が重要ということです。特に一人暮らしの方は食生活が偏りがちですし、特に外食の場合、炭水化物、脂質は取れるものの、たんぱく質、ビタミン・ミネラルは不足しがちです。マルチビタミンのサプリメント、一日一杯のプロテインを取り入れるだけでもバランスが改善されるので、食事習慣が不規則な人はぜひご検討してみてください。

6. 筋トレをしよう

睡眠、食事ほど重要ではありませんが、筋トレも健康管理に有効です。体に脂肪を蓄え過ぎないという観点もありますし、筋トレを継続する中で、生活リズム、食習慣が整う、という効果も期待できます。

また、継続しているうちに、目に見える成果が得られるため、自己肯定感を高める効果もあります(必ずしも筋トレによるものか定かではありませんが、ウツ症状が改善したという人もいますね。)。
但し、筋肉は鍛えれば鍛えるほど強くなりますが、筋肉と骨をつなぐ「腱」は筋肉のように鍛えることで強くなる性質はないとされています。激しいトレーニングで痛めてしまわないよう、注意する必要があります。

健康は日々の積み重ねで作られるものです。新年度を迎えるにあたり、自戒を込めてまとめてみました。

ではでは。

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