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双子池で眠り北横岳を歩く

登山初年度、双子池でテント泊をし、蓼科山に登った
それが八ヶ岳デビューだった
その後、八ヶ岳にはちょこちょこ出かけ、蓼科山から赤岳までの稜線で、歩いていないのは、いつの間にか北横岳区間のみとなっていた
思い出の双子池で眠り、北横岳を縦走していく

白駒池駐車場に車を停め歩き始める
道路ではなく森の中を麦草峠まで
麦草峠到着
茶臼山が見える
最初のプランだと茶臼山から始まる縦走を初日にする予定だったが
どう考えても双子池に到着するのが18時を回ってしまう
よって初日は雨池を通る、巻道的なルートで双子池を目指した
歩き始めてすぐにピストンで行ける地獄谷
写真では対象物がないので大きさがわからないが、かなり大きい岩で構成されている
岩の隙間にはいまだに残雪があった
風穴になっていて冷気が出ているのかもしれない
山の楽しみのひとつ、オトシブミ探し
見つけましたよ♪
久しぶりに見たユウレイダケ
雨池に到着、増水しているようで、登山道も少し水没していた
水は澄んでいる
雨池からピストンで行ける八柱山
ザックをデポしてサコッシュだけでピークを取ってきた
雨池に戻り先に進むと雨が降り始めた。ユーロシリムをさす
徐々に本降りに。バーサライトジャケットを上下着こむ
双子池到着、この時には雨はやんでいた
受付を済ませテント場へ
昔ここに来たときの水場は御池から直接汲み取るしくみだった
現在は御池から汲み上げた水に塩素を混ぜた水道から取る仕組み
今回も笠取山に続きU.L.ボックスツエルト
軽くて設営も簡単、悪天候のときでなければ、これ一択になりつつある
双子池、雌池は増水していた
昔ここでテント泊したときは減水しており、水際の砂地にテントを張った
小屋の人に話を聞いたら、砂地はそもそもテント泊禁止なのだそう
双子池のテント場は、樹林帯に小さなスペースが点在している
多くが平らでなかったり、根っこが飛び出していたり、快適とは言い難い
眠りについた


おはようございます♪
4時頃から歩き始めた
朝日
この瞬間はいつになっても気持ちいい
眼下に見える双子池ヒュッテと雄池
ここにもあった、ザ、八ヶ岳的な苔の森
双子池から大岳までは、一気に標高を上げる
道は大岩の続く急登
修行のようなハードな山歩き
この区間が本日のハイライトだった
大岳登頂♪
登ったねー
この日は強風、油断すると体ごと持っていかれる
赤岳方面、森から突き出した岩が登山道のハードさを物語る
蓼科山、以前登ったときは、右側の稜線から登り、左に降りた
開けた!
よっしゃー!
今回のメインイベント、北横岳登頂♪
北横岳は双耳峰
もう一つのピークへ向かう
南八ヶ岳
中央アルプス
もう一つの北横登頂♪
北横岳ヒュッテからピストンで七ツ池を散策
水は澄んでいて美しい風景
ふたつの池のみしか見ることはできないのだけど、奥にはちゃんと7つあるのかな?
三ツ岳付近から見た坪庭
散策している人がたくさん見えた
北横岳ヒュッテからの三ツ岳方面分岐には、登山装備のない人は進まないよう表示があった
来てみてわかったのだが、岩場の連続、鎖場も何箇所かある
岩山トレーニングになるくらいの激しいルートだった
相変わらずの強風
体ごと持っていかれそうになる
この後、雨池山を下山している時、
年配の男女が、男性のストックに女性が掴まり引っ張ってもらいながら上がってきた
どう考えても三ツ岳は通過できないと思ったので声がけしてこの先鎖場もありますよと伝えた
雨池山で引き返そうと言ってくれたので一安心
そして俺といえば、テント泊装備で大岩の急登、鎖場を強風の中歩いてきて疲れていた
雨池へのショートカットも考えたが、この先は大岩は無いようだったので予定通り山の縦走を続けた
縞枯山登頂♪
展望台まではザック置いてピストン
戻り昼食
前日の麦草峠から見えた茶臼山も通過
南八ヶ岳が近づく
今回の最後のピーク中小場
そして麦草峠到着!
やった〜!無事に予定通り縦走完了!
あとは白駒池駐車場に戻るだけ
帰りは道路を歩く
白駒池到着、お疲れ様でした♪
今回もRab Muon40
1kgを切っているのにフレーム、ウエストベルトが付いている
背負心地は抜群で、もうテント泊では肩荷重のみのULザックを使う事はないだろう
スタート時の水、食料、ストックも全て入れた全重量は8.4kg

河童の湯へ
アルカリ単純泉、広い露天あり

気温
一日目、白駒池から双子池まで、25度から16度
テント内、16度から14度
二日目、14度から27度


今回のログ
左端が白駒池駐車場、反時計回りで歩いた
右奥が白駒池


これで蓼科山から赤岳までの八ヶ岳稜線が繋がった
後やるならば、赤岳から編笠山や飯盛山の稜線つなぎか
ちなみに車山から蓼科周回までは車移動中のログ切り忘れなのでお気になさらず

八ヶ岳で歩いていない稜線を補完するために計画した今回のプラン
YAMAPでの計画ではハードではない計画だったが、実際歩いてみると、2日目がかなりハードだった
考えられる理由は、大岩の乗り越え急登だったことだろう
きっとYAMAPの登山計画は、距離、標高だけの計算で、大岩や鎖場のテクニカルな時間経過は計算外なのだと思われる
今後、自分でプランニングしたルートは、そんなところにも注意しなければならない
修行のような山歩きとなったが、テント泊装備、岩登りの良いトレーニングになり、良い経験となった

まだ歩いたことのない道が俺を待っている

おわり

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