食事会1206

伝説の投資家にお話を聞いてきた


こんにちは!あいでんです。

今日は学内にあるコンビニにいったら”おにぎり30円引きセール”が行われていました。それでついついおにぎりを購入してしまいました。

そういえば、店舗レイアウトなどは全然違うとはいえ、おにぎりは共通して入り口の真正面にあるんだなあと今更ながらに感じました。


▷はじめに


今日はゼミに村口和孝さんが講演に来てくださいました。

村上さんは日本の実業家で、個人型ベンチャーキャピタルの日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(NTVP)の代表も務める方です。

村口さんはDeNAへの投資などでも知られる投資家の方で、「ふるさと納税」の提唱者でもあります。もっと近しい話題であれば、創P生みの親でもあるわけです。


今年の5月ごろにもお越しいただいており、その際には「未来の予感の海を正しく漂う たった18ステップであなたもジョブズになれる」をテーマに講演をしていただきました。

そのときのnoteがこちら↓↓


▷食事会にて


今日のnoteは講義内で話していただいたことよりも食事会でお話ししていただいたことを中心に備忘録的に書いていこうかなと思います。


まずは授業でのお話。

今年になって新たにアップデートされた「起業家に共通している特徴」について。1~6まではほとんどの人がやっていることですが、7~10になると普通の人(サラリーマンなど)の人には中々ない特徴だという話でした。

とはいえ、ゼミで学んでいることは基本的にこれだよなと。ということはアントレプレナーシップってこういう思考(視点)を持っておくことだよなと感じました。

〜普通の人であれば誰もがやっていること〜
1.自分の収支(お財布事情)を管理する
2.契約の管理
3.モノの管理
4.コミュニケーションの確立
5.目標の管理
6.誰を仲間にするか(誰と付き合うか)という管理

〜起業家なら誰もがやっていること〜
7.誰が顧客なのか(課題はなにか)を明確化
8.それを解決するための手段を明確化
9.どうやってマーケットインする(戦略やマーケティングを仕掛ける)か
10.ヒト、モノ、金、情報を調達・管理・投入するための管理


続いて大学生のうちにやっておいた方がいいことは何かというお話。

もちろんできることなら”学習モデル”を回すことで学びの質を高めることができればこの上ないのですが、やはり内省的観察や抽象的概念化をすることは容易ではありません。

(そういう意味では「Theoryとtheory」という安斎勇樹氏のnoteがいいフレームだなと感じます。)

ここでの村口さんのお話としては、「若いうちはリスクが低いのだからたくさんの経験をして、失敗をたくさん経験するべきだ」というお話でした。下記の図でいうところの”能動的実験→具体的経験”の部分ですね。

つまり、仮説と検証を繰り返し行うということだと私は感じました。

学習モデル

毎度お馴染みの学習モデル


また、食事会の際には次のようなお話をされていました。

「大事なのはやってみることだ。最初から完璧に成功することなどないのだからとりあえずやってみて、改善して、またやってみて…を繰り返し成功にちょっとずつ近づいていくことが大事なんだ。成功は偶然ではない。」

「料理ができるようになってから食材を買いに行くようでは遅い。作る料理が決まってから食材を買いに行くようでは遅い。料理を作ろうという意思を持って食材がある場所へ行き、その中で作る料理を考え、試行錯誤をして料理を作らなくてはいけない。優れたアイデアはそうやって生み出すものだ。」


とてもぐさっとくる言葉でした。

準備が整うまでチャンスは待ってくれないし、チャンスは待っていてもやってこない。とりあえずやってみなさいと。手を動かしなさいと。

まさに”大切なのは『予感の海に正しく漂い、その予感と信じること』”という前回の講演につながるお話でした。

ゼミのスローガンでもある『自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ』にもつながるお話です。


ほいで最後は、一般教養が欠落しているなと感じたことです。

二次会で「名作と呼ばれる文学は少なくとも10作は読んでおきなさい」というお話がありました。自分の教養を豊かにするという意味もあるし、国や人種などを無視した「文学」というコミュニケーションが取れるよ、と。また、名作には名作たる所以があるよ、と。

私は名作と呼ばれる文学の中でも特に有名なものしか読んだことがないのでその話には全くついていけず。そういう本もそろそろ読まなきゃなと思いました。


▷おわりに


学生として会うのはこれが最後になるだろうか。

これまで複数回にわたって村口さんとはお会いしたが、回数を重ねるたびにお話の理解度が上がってきたことで見える景色が違ったので非常に面白かったし、村口さんの偉大さに気付くようになったし、何よりこんなにも凄い人(投資家会の嵐だと例えられました)とお話しできる機会は滅多にないからとても貴重だなと感じました。

次お会いするのはどんなタイミングかはわかりませんが、次はまた違った景色が見えるように頑張りたいなと思います。


今日はいろんなことを考えさせられる1日でした。

志あるプータローに昇格した私の行末は何処へ。

それでは、また次回!


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