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銀行とのお付き合いを軽んじていた報い【43】脱サラ研修講師が語る 独立開業のリアル 綱を信じて、バンジージャンプ!

 銀行とのお付き合いを軽んじていた報い

 経営危機に陥り、資金繰りに詰まった時。そういう時は、メインバンクに相談です。ところが、当社にはそういう銀行はありませんでした。急に相談に行っても貸してくれるものではありません。それを「冷たい」と思うなかれ。立場を替えてみれば、それは致し方ないところです。

どこの誰だか分からない人に貸したその金は戻ってくるかは疑わしい。そりゃ、担保はないか、保証人はいないかと要求します。それに対して、当方は担保もないし、保証人も立てられません。いくつかの銀行に口座は持っているものの、ただの一利用者でしかありません。生命保険の解約で200万円程の金策ができましたが、まだ足りません。足りない部分をどうするか。これ以上、自分の実家には頼れません。妻の実家にはなおさらです。

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