アメリカとイランは戦争するのか?
2020年が始まったばかりの本日、衝撃のニュースが世界を駆け巡った。
日本時間の今朝7:30にイランが米軍基地にミサイル攻撃を行った。
朝の仕事が落ち着いた10:30頃、このニュースを知った。
見た瞬間に「マジか!?」と口にしていた。「一気に戦争に突入するのではないか?」という不安も。
私は銀行員であり、ただの一般人なので外交や戦争の専門家ではない。
なので本稿でアメリカとイランの歴史的背景や今後の展開を書くつもりはない。
個人的な感想と歴史的転換点になるかもしれない今日、感じた違和感を書いていきたい。
まず反応したのはマーケットだった。
中東情勢懸念を受けて、一気に株安と円高が進行。同時に安全資産である金が買われ、供給懸念から原油が高騰した。
8日の東京株式市場で日経平均株価の下げ幅は一時600円を超えた。取引時間中としては、2019年11月以来、約2カ月ぶりに2万3000円を下回った。
(日経新聞夕刊から抜粋)
しかし15:00の段階で、個人的には「思ったより値下がりしなかったな」という印象だった。
日経平均株価の終値は23,204円(前日比▲370円)、ドル円相場も108円台まで戻ってきたからだ。まだ楽観視することはできないが。。
仕事中だった私は知らなかったが妻に聞いてみたところ、「8時くらいからテレビでは持ち切りだったよ」とのこと。
(3時間のタイムラグがあることが悲しい…!)
今日は仕事の大部分を外回りしてたが、街行く人々はいつも通りだった。
不思議な感覚だった。
「戦争が起こるかもしれないのに」
まあ私も普通に仕事したので、人様のことは言えないのだが。
メディアによって、取り上げ方も違う。
日経新聞夕刊は一面全てがイランの記事だ。
愛用しているNewsPicksでも最上位記事で固定されている。
ちなみにNPでは専門家たちが解説してくれているので、知見を深めたい人はリンクを開いてみてほしい!
ツイッターでもトレンドに上がっている。
キーワードは「戦争反対」で38,000件ツイートされている。
ユーチューブでも急上昇ランキング8位はこのニュースだ。
「8位って」と思ったが、子どものユーザーも多いので仕方がないのかもしれない。
戦争になるかは分からない。
今回についてはトランプ大統領の責任が重いと私は思う。
戦争になるかはやはり、トランプ大統領(及びアメリカの議会)次第だと思うが、あの大統領は行動が予測できなさすぎる。
アメリカとイランは本当に仲が悪く、お互いを「敵」として認識している。
そしてお互い「正義は我らにある」と主張している。
私は戦争に正義は一つもないと考えている。
人類の歴史は戦争の歴史だ。人類同士の戦いが止んだことは一度もない。
そして歴史的に言う「正義」は勝利した方にしか、もたらされない。
正当性を主張するために都合のいい言葉が「正義」なんだと思う。
今日の22:00からカルロス・ゴーン氏がテレビに出る予定だが、ハッキリ言って些末なことに成り下がったと思う。
ゴーン氏の話題は日本人の関心を集めるため、マスメディアにとっては「美味しい」だろうが、所詮は個人単位の話でしかない。
イラン情勢は全世界に影響を与える地球規模の話だ。
奇しくも今日、爆弾低気圧により東京は昼に強い雨が降った。奇妙な繫がりを感じてしまう。
今年は東京オリンピックが開催される記念すべき年だ。
そんな一年に戦争なんか起こってほしくはない。
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宇宙旅行が夢の一つなので、サポート代は将来の宇宙旅行用に積み立てます。それを記事にするのも面白そうですねー。