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№6049:「辞めます」から「耐えます」へ ~耐久力の育成と個人の成長~

こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、土曜日は(できるだけ)今週いただいた質問等の中から1つを抜粋してご紹介。

【今週の質問等】
「最近の人たちは『耐久力が落ちている』とよく言われていると思います。その特徴と対策をどのように考えていますか」

【私の見解】
特徴は簡単です。

「反応的」ということです。

反応的とかよく泣く、よく怒る、よく感動するといったところです。

すべて目の前のことにそのまま反応しています。

で、その結果として「結論までが早い」。

何かあると「辞めます」。

こういう人が増えています。

念のため言っておくと、これは「最近の若い人たちは」ではありません。

男女年齢関係なく「耐久力が弱い人」が増えています。

現在は二言目には「〇〇ハラ」です。

しかも、「そう感じた側が有利」と来ています。

何か言って「パワハラだ」と思われれば、それはパワハラです。

こうなったら、かつては「マネジメントの鬼」といわれていた私だって遠慮します。

かつ、余計なほどの情報社会です。

ネット上には自分と同じような感情を持つ人のネガティブな情報があふれています。

もちろん、それが勇気になる場合もあるでしょうが、基本的にネガティブはネガティブを増幅させます。

その他にも「自分らしさ」を求める風潮もあります。

私は「自分らしさ」なんていうものは「相手が認めるもの」であり「相手の中のあるもの」と思っていますが、「自分探し」に代表されるように「自分がない人」が懸命に自分を探して混迷に陥っています。

こんな感じで「何かあったら落ち込む」という人が増えているのでしょう。

この対策は「努力」しかありません。

ここで言う努力とは「望む結果が出るまで必要なことをやり続ける」という
ことです。

このことはスポーツで考えれば明らかです。

日頃の練習は大変厳しいものです。

これを楽しいと思うか、苦しいと思うかは自分次第ですが「大変厳しいプロセス」であることは共通です。

その間には望まぬことも起こるし「石の上にも3年」といわれるように一定の時間軸も必要です。

これに耐えるしかありません。

耐えるが適切でなければ「乗り越える」ということです。

物事がうまくいかない人を見ていると、ちょっとやっただけですぐ諦めるし、表面的なことだけをかじって違うことに手を出したります。

耐えること。

乗り越えること。

「辞めます」ではなく「(必要なことは)耐えます」ですよ。

どれだけテクノロジーが発達しても、この気迫を失っては人生が好転することはありません。

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