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№6041:店舗のまわりに住んでいる300世帯の名前を知っているか?

こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、昨日に続いて広告宣伝の話を。

一般的に住宅に情報を届けるには新聞折込、またはポスティングが採用されます。

先にお断りしておくと、両者が最適な策かどうかは無視して、ここでは考え方を記します。

まず「どちらが効果的か」ですが、それは断定できません。

ターゲット層や地域性等によって異なります。

例えばですが、商圏内の世帯数がわかりやすく1万世帯としましょう。

現在、新聞に購読率は60%程度なので、商圏に新聞折込をした場合、6千部ということになります。
※きっちり折り込むことは不可能ですが、あくまでも考え方として。

一方、ポスティングなら1万部が可能です。
※こちらも配布不可住宅等がありますが、同じく無視。

ならば「ポスティングの方が多くに情報が届く」ということになります。

しかし、このうち50%が「ひとり世帯」とします。

しかも、学生が多いとします。

となると、実数は5千部です。

半分の5千部は無意味な配布となります。

というわけで「どっちもどっち」なわけですが、いずれにせよ私は住宅を狙う場合の鉄則は「ジムの隣の家に配布すること」だと思っています。

これはビジネスの師匠からたたき込まれたことです。

「新聞折込か、ポスティングかと悩んでいるが、ジムの隣に住んでいる人の名前と顔がわかるか?俺が今から聞いてきていいか?」

このように詰められました。

この時です。

「ドミノは内側から倒せ!」という格言を知ったのは。

最近は言っていないかもしれませんが、FBL大学での学びが長い人は知っているはずです。

「隣人から攻めろ」「ドミノは内側から倒せ!」

これは「弱者の集客戦略」の王道です。

これなくして新聞折込に頼ったり、WEBマーケティングに頼ったりするのは本末転倒だし、「店舗ビジネスをなめている」と言われても仕方ないでしょう。

特にスモールジムは「100名ビジネス」です。

新聞折込やWEBで不特定多数を狙うのではなく「1対1戦」を100回繰り返せばいいわけです。

「1日1名」なら100日で100名です。

オープン3ヶ月で完全黒字になります。

もちろん、そんなに簡単にはいきませんが、少なくとも店舗のまわりに住んでいる300世帯くらいの名前は知っているべきでしょう。

それができていない人は「弱者の地域戦」ではなく「強者の大型戦」をやっていることになります。

とにもかくにも「1対1戦」をやる。

これはアナログ的な気合と根性の世界です。

店舗ビジネスにおける広告宣伝活動の根幹は店長の気合と根性だと私は思います。

そこにどれだけの身体性を伴っているか。

効率を考えているようではうまくいかないと思います。

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