№5976:「お客さんのことを考えている」なんて、口が裂けても言えないはずだ
こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、2024年も1ヶ月が経過。
皆さんにとってどんな1ヶ月だったでしょうか?
こう聞くと「良かった」とか「まぁまぁだった」とか、まったく計測できない答えが返ってくるケースが大半なので、質問を変えます。
「2024年1月、あなたは誰の役に立ちましたか?」
皆さんの大半はサービス業に従事していることと思います。
であれば「誰」が明確なはずです。
が・・こう言うと総合型フィットネスクラブ等で実質、誰の役にも立っていない人が「お客さんの役に立ちました」とか言いそうです。
なのでさらに質問をします。
「2024年1月、あなたが役に立たった人(お役に立てた人)の名前を10人あげてください」
もちろん、10人以上あげるのは自由です。
相手に伝えるわけではないので、あなたが「お役に立てたはずだ」と思っていれば問題ありません。
言わずもがな、この対象は対価をいただいているお客さんである必要があります。
「自分の給料の元になっている方(つまり、お客さん)」に貢献していない人は給料をもらう資格がありません。
が、残念というか、悲惨というか、サラリーマン社員の大半は「数名」の名前すらあげられないはずです。
この症状は役職が上がるのと比例して顕著になります。
要は「役職者は給料をもらう資格がない」「役職者は要らない」ということです。
この人たちは企業奴隷ですから「誰の役に立ちましたか?」と問うたら「会社です」とか「経営者です」とか「上司です」としか答えられないでしょう。
こう言うと「経営陣や役職者は直接、お客さんと接していないから名前があげられない」と言い訳をする人が出てきます。
が、グローバル企業でも立派な経営陣は「自社商品の提供によって世界中の人々の役に立っている」と言い切るはずです。
「私たちは全社員がお客さんのことを考えている」と。
一方、顧客を放置したままのフィットネス業界企業の経営陣等は口が裂けても「私たちは全社員がお客さんのことを考えている」なんて言えないはずです。
だって現場の無人化を推進しているし、経営陣は現場に来ないんだから。
多くの人が「お客さんに貢献している」と実感できる仕事がしたいはずです。
この1月にそれができていないなら、今後もできる見込みはありません。
そういう人はさっさと環境を変える必要があると思います。
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