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№5958:「個人事業主として働いているが、収入が頭打ちになっている」
こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、土曜日は今週いただいた質問等に回答したことの一部を紹介します。
【今週の質問等のポイント】
「個人事業主として働いているが、収入が頭打ちになっている」
【私の考え方】
そうなるのはおそらく「困っていない状態が続いたから」です。
それによって知らぬ間のコンフォートゾーンに突入しているのです。
コンフォートゾーンに入ると必要な情報やチャンスの扉に気づかないといった症状になります。
こうなる背景は理屈でも説明できます。
調べてみると、個人事業主の年収は300万円~500万円と、500万円~1000万円の間に大きく二分されています。
が、これは「平均」です。
平均を上げているのは医療保険業(平均年収約928万円)と、弁護士、税理士等(平均年収約685万円)で、それ以下はおおむね300万円前後になっています。
サービス業に至っては約191万円と実に寂しい結果です。
こうなると、仮に500~600万円の年収があったとすると「まぁまぁ頑張っている」という自己評価になります。
結婚していて奥さま(質問者は男性なので)に収入があれば家計年収はさらに上がり、さほど困ることはありません。
また個人事業主の多くは情報や交友関係が自分の業界に限定しています。
狭い業界や人間関係の中にいれば、その中の基準で満足するようになります。
能力的に1000万円稼げるしても、600万円で「これで十分」となってしまいます。
さらに言えば「熾烈な競争」もありません。
こういう環境にいれば、年収が頭打ちになって当然でしょう。
そうやっているうちに、既婚者であれば生活費が上がる、お子さまがいれば教育費がかかる、住宅を購入していれば修繕費がかかる・・といった具合に生活コストが上がっていきます。
そうなった時に「困った」と思っても、必要な年収に対する能力が習得できていないということになります。
そうならないための考え方の1つが「事業化」です。
はっきり言って個人事業主がやっていることは事業ではありません。
「時給の高いバイト」と変わりません。
だから私は「まずは法人化すべきだ」と言うのです。
そして個人事業主同士ではなく経営者同士(同志)の関係性を強化して「時給の高いバイト」を「事業家」させる。
とはいえ、こいういった考え方はなかなか伝わりません。
「さほど困っているわけではないし、これまで頑張ってきたし認めたくない」という感情もあるのでしょう。
一方、実際に行動した人はこの意味が心に突き刺さるほど理解できると思います。
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